ソーラーカーの受託生産を手がけるオランダのアトラス・テクノロジーズが2023年1月26日、経営破綻した。親会社で車両製造を委託するライトイヤー(Lightyear)が先に、世界初の量産型ソーラーカー「ライトイヤー・ゼロ」の生産停止を発表したため。従業員620人が失職した。参照記事 過去の2022年1月の記事「太陽光だけで1日約70キロ走ることができる電気自動車…オランダのスタートアップが発表」では、オランダのECスタートアップ、Lightyearは6年の開発期間を経て初の量産モデル「Lightyear 0」を発表し、この自動車がまもなく道路を走るようになると述べていた。2022年中には提携業者で生産を開始し、早ければ最初の車が2022年11月に納車される予定だった。

計画では、946台を限定生産で、価格は25万ユーロ(約26万3000ドル、約3550万円)。同社は2025年までに、もっと手頃な価格のモデルを生産する予定と公表されていた。このようなベンチャー企業が、これまでも登場しては消えているので、当時記事に目を通して筆者は「いくら斬新で先駆的的でも、販売計画は無理ではないか?」と思った記憶が在り、その様な結果になったようだ。すでに、ドイツで、「Lightyear 0」をしのぎ、はるかに安いソーラーカーが量産を目指している。過去ブログ:2022年7月太陽光で最大週200km超の走行が“無料”!?独で世界初公開!
「Lightyear 0」の当時公表された性能や写真などを次に記録しておく。「Lightyear 0がルーフとボンネットに5平方メートルのソーラーパネルを搭載し、理想的な環境下では、このソーラーパネルが1日43マイル(約70km)の走行に十分なエネルギーを作るという。走行距離は、最大388マイル(約625km)。もしこれが本当なら、テスラ車で走行距離が最長のモデルSとほぼ同じだ。Lightyear 0はなによりも効率性を重視して設計されていて、スピードは追い求めていない。170馬力を発生し、最高速度は時速100マイル(約160km/h)、10秒で時速62マイル(100km/h)まで達する。 」 過去ブログ:2022年10月充電不要なソーラーEV販売の米企業が組んだのは台湾メーカー 
