FireShot Webpage Screenshot #565 - 'The battle for Donbasscreenshot(10)ウクライナのゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は2023年1月25日のビデオ声明で、同国への主力戦車の供与を表明した米国とドイツなどに謝意を表明した上で「重要なのは供与の速度と規模だ。私たちは戦車で拳をつくり、専制体制を打ち倒さなければならない」と述べ、供与国の拡大に期待感を示した。ゼレンスキー氏はツイッターでも戦車供与を「勝利への道での重要な一歩だ」とし、「自由世界は共通の目標に向け、かつてなく結束した」と強調した。
一方、ロシア当局は、少数民族を動員mobilize ethnic minorities してウクライナで戦う努力を続けている可能性が高く、少数民族の命が軽んじられている。彼らには十分な装備も訓練も用意されず、不満が高まっている。英文記事

screenshot(9)ロイター通信によると、ドイツによる「レオパルト2:Leopard 2」主力戦車供与(14 tanks) の決定を受け、ポーランドに続き北欧フィンランドとノルウェーも保有する同型戦車をウクライナに供与する方針を表明。ドイツは長く「紛争地に殺傷兵器を送らない」を原則としてきた。露軍の侵攻直前、軍事支援は「自衛用に限る」としてヘルメット5千個を送ると表明し、ウクライナの失望を買った。その後、米英に追随して自走砲や防空システム提供を決めたが、ショルツ独首相は常に慎重な姿勢を貫いていた。
スペインとオランダも供与を検討中としているほか、フランスも自国の「ルクレール: Leclerc」戦車を供与する可能性を排除していない。英国は既に主力戦車「チャレンジャー2:Challenger 2」14両の供与を決定している。ゼレンスキー氏は「より多くの防衛兵器が供与されるほどロシアの侵略は早く終わり、ウクライナや支援国は確実に安全になる」とし、米欧に長距離ミサイルや航空機に関しても供与を検討するよう要請した。
i=https_3A_2F_2Fs.eximg.jp_2Fexn米国も24日、米軍の主力戦車「M1エイブラムズ:M1 Abrams 」31両をウクライナに供与する方向で最終調整に入り、25日、供与を発表した。参照記事  参照記事 
imagesロシアのヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長Russian Chief of the General Staff Valery Gerasimovは、ロシア参謀本部の歴史上の役割を引き合いに出し,「現代のロシアはこれほどのレベルと敵対行為の激しさを知らない」と主張し、現在のウクライナ戦争は大祖国戦争 the Great Patriotic War以来ロシアにとって最大の脅威であると述べた.
index stalin19910601-132675368-18ロシア国民による犠牲と動員の長期的な要求を正当化するために、現在の闘争を大祖国戦争のような努力として再定義しようとするプーチンの努力も続いている。英文記事 

、、、現代に、スターリンがナチスのソ連侵攻の際に使った「大祖国戦争」まで引っ張り出し、露国民に防衛に対する愛国心を求めているが、侵略を開始した側が使う呼称とも思えず、流れから行けば、祖国戦争を叫ぶ立場なのは、侵略を受けたウクライナ側だろう。戦争続行の大義を失ったプーチンロシアは、いつの間にか被害者を装い、国民を動員に駆り立てている。相手は、まだ一歩も国際法上のロシア領土に踏み込んでいないと言うのに、、。動画  ソ連の大戦プロパガンダ動画解説

FireShot Webpage Screenshot #566 - 'Russian Offens近況では、ロシア軍は、バフムートとアヴディウカ・ドネツク市地域Bakhmut and Avdiivka-Donetsk City area.で地上攻撃を続け、ロシア軍は、バフムートの近くで領土をわずかに奪取し、ザポリージャ州Zaporizhia Oblast では、限定的かつ局地的な地上攻撃を継続した可能性が高いが、領土の獲得に至らなかった可能性が高く、ザポリージャ州の占領以前の領土主張をさらに弱体化させた。
FireShot Webpage Screenshot #567 - 'Russian Offensウクライナの特殊部隊は、1 月 23 ~ 24 日にヘルソン州のドニプロ川Dnipro River in Kherson Oblast を横断して襲撃を行った。1 月 24 日に、ドニプロ川の東 (左) 岸にあるノヴァ カホフカ付近 Nova Kakhovka on the east (left) bank of the Dnipro River.で、ウクライナの特殊部隊が夜襲を行っている様子を映した映像を投稿した。 記録映像 この付近でロシア軍の陣地構築を確認しての攻撃とされ、今後もこの付近の戦闘が激しくなる可能性があるとされる。 英文記事 過去ブログ:2023年1月ルカシェンコ大統領「ウクライナが不可侵条約締結を提案」 1月ベラルーシの欧州での危険性とプーチンの狙い 
FireShot Webpage Screenshot #568 - 'There Is Missile Hit2023年1月26日:1月26日午前中、ロシアのミサイル攻撃により、ウクライナで防空軍が活動しています。ウクライナ空軍によると、占領軍はウクライナに30発以上のミサイルを発射した。ウクライナ中部キエフ市とヴィニツィア州Kyiv and in Vinnytsia Oblast.で爆発が起こった。キエフ方面に15発以上の巡航ミサイル cruise missiles が発射されたが、ウクライナ側は全て撃墜したと述べ、キエフ州軍政部は、キエフ州で防空システムが作動したことを確認した。黒海にはカリブ海のロシアの巡航ミサイル母艦が居るので、今後も、ロシア占領軍のより大規模なミサイル攻撃も否定できないと指摘し、市民は防空壕へ退避している。英文記事 、、個人的には、西側は戦況がエスカレートし、早期に攻撃機の出動もやむを得ないと覚悟しているのでは?あるいは、それが正当化できる状況を作るのでは、、。それより先に、ロシア軍部の内部対立が激化する、、?



nappi11 at 00:01│Comments(3) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2023年01月27日 08:46
勝利への重要な一歩・・・そうとも言えるかもしれない。領土を取り返すのには必要なのだろう。空中戦だけでは取り返したと言えないから。しかし、同時に、領土を取り返された方が過激な反撃をする第一歩ともなりうる。
ルーマニアのデモが冷静な周辺国の本心に近いのでは。やってみないと結果が分からない泥沼への一歩、だろう。博打。ドイツも渋々加担。
2. Posted by 甲東   2023年01月28日 07:46
ドイツの週刊誌シュピーゲルの世論調査では、今回のレオパルト2供与決断、支持が54%(うち明確に支持が40%)、反対が37%(明確に反対が32%)、旧東独では支持が33%、と。チェコも似たり寄ったりか。
打倒ロの筆頭に思えるポーランドはどんな感じなんだろう。ウの復興が本格的に始まれば、さっといなくなる感じがするが。
3. Posted by 甲東   2023年01月29日 12:33
昨年末、ポーランドの世論調査機関IBRiSが行ったアンケートで、国民の77.5%が、ポがウに武器を提供し続けることに賛成との結果になったとか。
本当なら、驚く。恨み骨髄・・・バルト3国も似たり寄ったりかも。逆に、こういう国民性故、激動の歴史になったのかなー。歴史的にはドイツからも酷い目に遭っているが・・・

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