FireShot Webpage Screenshot #555 - 'Fuel Cellsunnamed-7-12フィンランドのグリーン水素開発会社P2Xソリューションズは2023年1月20日、南西部ハルヤバルタ(Harjavalta)でグリーン水素プラントが着工したと発表した。同国では複数の企業がこの分野に投資する計画を明らかにしているが、商業規模の生産設備の建設は初めてとなる。
indexlkjFinland-lead2023年1月20日の報道によれば、フィンランドのP2X Solutions が、Harjavalta での再生可能なグリーン水素および合成メタン生産プラントの工事着工で始まった。これは、フィンランドで建設段階に進んだ最初の産業規模のグリーン水素プラント。式典には、ミカ・リンティラ Mika Lintilä経済相と P2X ソリューションズ取締役会会長のエサ・ハルマラEsa Härmäläがゲストとして出席した。
f9c094320cee332c71e988ae0419ca772020 年に設立された P2X Solutions は、グリーン水素と Power-to-X 技術におけるフィンランドのパイオニアで、 2031年までに1GWの電解容量を達成することを目指している。
2021 年、P2X Solutions の Harjavalta 工場は、雇用経済省から新エネルギー技術に対して約 2,600 万ユーロの助成金を受け取り、プロジェクトは気候基金から資金提供を受けた。2023年に、ドイツの Sunfire 社から 20 MW 容量の加圧アルカリ電解槽が納入される予定。

FireShot Webpage Screenshot #554 - 'ig202006001ドイツやフランス、日本で進む「HYFLEXPOWERプロジェクト」は風力発電や太陽光発電のエネルギーで製造したグリーン水素を貯蔵し、再び、その水素と天然ガスを混合した物を利用してガスタービン発電を行うというもので、最終的には、水素100%専焼ガスタービンの利用を実証することが狙い。これにより、季節的に余剰に発生した風力・太陽光発電の電気を一時的に貯蔵した上で、im2020050286gp必要に応じてグリーンな電力の製造が可能になる。この分野で先行しているのがドイツの「シーメンス ガス&パワー」で、水素製造の水電解装置を供給し水素燃焼ガスタービンの開発を行っている。右は、同社のガスタービン。 世界でも製造企業は少なく、日本では、三菱重工、川崎重工がこの種のタービンに特化していると記憶しているが、、。 参照記事 英文記事 参照記事 参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2022年9月天然ガスから水素へ急転換のフィンランド、スウェーデンとSMR  2022年5月マツダロータリーエンジンなぜ水素燃料と相性が良い?保存記事 1月日豪の褐炭からの水素製造、輸送プロジェクト開始 2021年12月日本の技術で豪州で水素製造 世界初の水素運搬船出航 2021年11月英国で小型原子炉SMR実用へ 日立はカナダから受注:2013年11月フィンランドは巻き返すか?その手法とは、、。  
29fcb953-slkiju2023年2月9日: 川崎重工業は、欧州の中小規模タービン事業に集中し、2030年までに欧州市場シェアを20%に高めることを目指している。 欧州は炭素削減の動きで水素活用エネルギー需要が高いと判断しただめだ。中規模タービンの電力生産量は3万kwで、約6万世帯の電力需要を満たすことができる。 環境問題に加え、昨2022年2月にロシアのウクライナ侵攻で欧州はロシア産化石燃料の依存度を下げるために努力していると日経は付け加えた。
川崎重工業によると、既存のガスインフラを水素施設に改造すればコストも大幅に削減できる。水素タービンは他に、米ゼネラルエレクトリック、独シーメンス、三菱重工業など、ガスタービン市場を席巻してきたグローバルメーカーなども開発・実用化を進めている。 日本経済産業省によると、グローバル水素タービン市場は2050年に23兆円規模に成長すると見込まれている。 参照記事
2024年5月1日中国の陸上商用小型モジュール原子炉(SMR)が完成間近


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