1941年から1944年までナチス・ドイツに占領されたベラルーシBelarusは、壊滅的な打撃を受けた。ベラルーシの当時の推定人口900万人超だ。第2次世界大戦中、ベラルーシは人口の約25%を失ったと考えられ、160万人以上の民間人と60万人以上の兵士が戦時中に死亡した。その戦闘で、多くの市民が抵抗組織パルチザンとして行動したが、多くの悲劇も生み、1943年3月22日、ドイツ兵数名が殺害されたことの報復として、ベラルーシのハトィニ村で149人の村民が銃殺ないし焼殺された。多くの戦死者には同国のユダヤ人のほぼ全人口が含まれ、首都ミンスクの約85%の範囲が爆撃で破壊され、1950年代から1960年代に再建された。参照記事 歴史は巡り、今またベラルーシ市民の多くが、ウクライナでプーチンの妄想に立ち向かう義勇兵として参加している。過去ブログ:2023年3月ベラルーシ人義勇兵のウクライナ行きとその理由
ルカシェンコ氏Alexander Lukashenkoは1994年に政権を握った。その強権的な政治手法は、西側諸国からたびたび批判されてきた。2005年には、当時のブッシュ米政権がルカシェンコ氏を「暴政の前哨基地」を率いる「欧州最後の独裁者」と呼んだ。ベラルーシの独裁者ルカシェンコ氏Belarus’s dictator, Alexander Lukashenkoはかつて、野党集会に参加する者は誰であれ「テロリスト」として扱うと警告。「そんな連中は、首を絞めてやる。カモのように」と付け加えた。人権団体は、ルカシェンコ氏による様々な人権侵害や虐待があったと非難している。参照記事
2020年8月9日に投開票された東欧ベラルーシの大統領選で、現職のアレクサンドル・ルカシェンコ大統領(65)が6期目の当選を果たし、同国は再び注目を浴びることとなった。80.23%の得票率で勝利したが、中立な選挙監視団の立会いがなかったため、不正選挙の懸念が出ている。
ルカシェンコ大統領の対立候補として出馬したスヴェトラーナ・チハノフスカヤ氏Sviatlana Tsikhanouskaya(37):右は、この選挙結果を受け入れていない。
ベラルーシには現在、約1,500人の政治犯がいる。チハヌスカヤはその中に含まれておらず、彼女は不在のまま裁判を受けている。彼女の夫であるセルゲイ・ティハノフスキーSergei Tikhanovsky:左は逮捕されて禁固18年の刑で収監され、スヴェトラーナ氏は、夫の代わりに野党指導者の座に就いている。
ルカシェンコ政権はまた、ベテランの人権活動家で2022年のノーベル平和賞受賞者であるアレス・ビアリャツキー氏2022 Nobel peace prize winner, Ales Bialiatski氏;左を、でっち上げた罪で今月裁判にかけた。2021年から拘束されているビアリアツキーは、プーチンによって禁止されているロシアの団体「メモリアル」とウクライナの「自由民権センター」という2つの人権団体とノーベル賞を分かち合っている。
チハヌスカヤのケースと野党や市民社会の人物に対する「継続的な弾圧」に反応し、米国は先週、新たな制裁を課し、ビザを制限されているルカシェンコ政権幹部の数を322人にまで増やした。欧州と英国ではすでにさまざまな制裁措置がとられている。しかし、チハヌスカヤ・スヴェトラーナ氏は、ロシアのウクライナ侵攻に対する政権の支援に関連する制裁は、もっと深く、特にルカシェンコを弱めるために行われるべきだと主張し、「プーチンの戦争を支持するルカシェンコの不人気は、彼の終わりの始まりを早めるはずだ "と書き、最近のダボス会議でも発言している。
ロシアがベラルーシの基地を利用してウクライナ北部に春季攻勢をかけるとの報道、12月のプーチンのミンスク訪問、ロシアの核兵器配備の話、NATO加盟国に対する共同脅迫、2023年1月の合同軍事訓練などは、2つの専制国家の関係がいかに(ウクライナ、NATO諸国に)有害なものであるかを示している。映像:ベラルーシ軍の訓練
ルカシェンコは、ウクライナへ向けベラルーシ軍に出動命令を出し、反乱や民衆の暴動が起きることを恐れて、出動することを躊躇していると思われるが、直接的に戦闘に参加するかどうかは別として、ベラルーシにはより大きな注意が必要だ。ルカシェンコの悪政は、自国民だけでなく、西側の安全保障にも継続的な脅威を与えていることは明白だからだ。2023年1月22日の英国紙記事より抜粋、編集 余程言い訳に窮したのか、ルカシェンコは、ポーランドがベラルーシ攻撃を計画中だから、国境沿いに軍隊を配置する必要があると主張しているが、ルカシェンコがプーチンの言いなりなのは疑い様が無い。実際、軍のウクライナ派遣にはベラルーシの大部分の人が反対しているという。参照記事
プーチン大統領はウクライナを包囲する計画を立てている。ロシアはベラルーシだけでなく、東と南からも合わせ、主要な三方面からの攻撃を準備していると、英国紙は1月20日報じている。これを察してか、ゼレンスキーVolodymyr Zelenskyは、ロシアの「悪」を阻止するために西側からより多くの戦車を急ぎ求めている。また、プーチン大統領は、ミサイル発射装置でモスクワの防空を緊急に強化する事にすでに着手したとされる。 参照記事 過去ブログ:2023年1月プーチンは「3月までにドネツク州を制圧しろ」と命じた
それではルカシェンコの言い分も聞いてみよう(日本語字幕付き)但し、2022年3月23日公開の物です:「ロシアを支援するのはベラルーシだけ」ルカシェンコ大統領 インタビュー全編 、、、言っている事に矛盾も嘘もある。ベラルーシはソ連崩壊時に念願の独立国家になったが、執拗に併合を迫るプーチン・ロシアに彼、ルカシェンコは2019年11月17日に「国家主権や独立を脅かすような書類には署名しない」と発言している。同じ事を言うウクライナには併合されろ、プーチンの言いなりになれと言う態度で、武力侵攻、侵略まで肯定し、今は手まで貸そうとしている。露骨な親露方針に態度を変えた今、ベラルーシ国民から裏切りだと、反発が起きて不思議はない。参照記事 そこの国民でなくても、どこの国の政治家だと言いたくなる、、、つまり、鈴木宗男程度の自称政治屋でしかない。こういう、ロシアの犯罪性に目を向けないタイプは信用性に欠け、政治屋にもふさわしくない。
ルカシェンコも、ロシア人も、米国、欧州が主導してウクライナとロシアの関係を悪化させて西側諸国が一緒になって米国の陰謀に加担したという陰謀論を信じているが、そんなことをして欧米に何の得があると言うのか?少し考えれば分かると思うが、、。参照記事
すでに遅しだが、欧米にすれば、できれば地域紛争で決着がついてほしかったが、プーチンの被害妄想と、余りに「汚い戦争」に周辺国まで不安に駆られ、国際正義上、西側が結束して乗り出さざるを得なくなったという流れに筆者には見える。 参考:加害者意識ゼロ?ゼレンスキー批判する亡命ロシア人


あくまでもロシアが大きく変わればだが、ウと違ってあっという間に新生になりそう。昔の宗主国リトアニアとくっつく可能性もゼロでは無いかも。ロシア時代が良かったという連中を押さえられるし、海にもつながる。