1klき2015-06-17T120000Z_97ロシアがベラルーシに配備した戦術ミサイルシステム・イスカンダル: Iskander tactical missile systems:右の左と防空システム・S-400: S-400 air defence systems:右の右 は、意図した任務を遂行する準備が完全に整い、ベラルーシ国防省のレオニード・カシンスキー Leonid Kasinsky思想局長は、12月25日日曜日にオンラインに投稿されたビデオで、「我々の軍人、乗組員は、ロシア連邦とベラルーシ共和国Belarusの軍隊の共同戦闘訓練センターでの訓練を完全に終了した」と述べた。写真は過去のイメージ写真

Belarusian_involvement_in_the_2022_Russian_invasion_of_Ukraineロシアのプーチン大統領が6月にモスクワにイスカンダルと防空システムを供給すると言ったが、核兵器を搭載できるイスカンダルシステムがベラルーシにどれだけ配備されたかは不明である。このニュースは、モスクワがウクライナへの侵攻を支援するためにミンスクへの圧力を強めている中で生まれたもので、現在10ヶ月目に入り、依然として戦争の終わりが見えない状況が続いている。ロシア軍は2月にウクライナの首都キエフに侵攻した際、ベラルーシを発射台として使用し、ここ数ヶ月、またロシアとベラルーシの共同軍事活動が活発になっている。地図は、2022年2月のウクライナ侵攻の際の、ロシア軍のキエフKyivへの進路。過去ブログ:2022年12月高まるベラルーシ、ウクライナ国境の軍事緊張とミンスク会談
イスカンダルMは、NATOが「SS-26ストーン」と呼ぶ移動式誘導弾システムで、ソ連の「スカッド」に代わるものである。この2つの誘導ミサイルは、最大500km(300マイル)の射程を持ち、通常弾頭または核弾頭を搭載することができる。この射程距離は、ベラルーシの隣国ウクライナやNATO加盟国ポーランドにも届き、ミンスクとの関係を緊張させる要因となっている。S-400システムは、航空機やドローン、巡航ミサイルを迎撃することができるロシアの移動式地対空ミサイル(SAM)迎撃システムで、カシンスキーはまた、同国の軍用機が「特殊航空弾薬:“special aviation ammunition”.」(筆者:恐らく核弾頭の意味)を運搬するように改造されたとも述べている。参照記事 、、ロシア、ベラルーシの作戦計画が、ウクライナへ対する脅しだとウクライナ軍が見る中、米情報筋は、キエフ攻撃の可能性が高く、現実の脅威だと述べている。プーチンは協議への必要性を言いながらも、クリスマス当日も、ウクライナの都市十数か所へロケットを撃ち込んでいる。参考:2022年12月プーチン氏、交渉の用意あると表明 「ウクライナ側が拒否」
800px-Yamal-europe2022年12月26日の記事によれば、ロシアのアレクサンドル・ノヴァク副首相Russian Deputy Prime Minister Alexander Novak:左 は国営タス通信社に、モスクワはヤマル・ヨーロッパ・パイプ1335447ラインYamal-Europe pipelineを通じてヨーロッパへのガス供給を再開する準備ができていると語った。しかし、ドイツやポーランドなど、パイプラインでつながっているヨーロッパ諸国がロシアのガスを再び購入することに同意するかどうかは不明。
ノバク氏はまた、ロシアは 2023 年に少なくとも 4 億 9000 万から 5 億トンの石油を供給できるとタス通信に語った。ロシアのヨーロッパと西側諸国への石油輸出は混乱しているが、2022 年には中国とインドが主要な買い手として台頭している。英文記事 
、、、プーチンのしている事を一言で書けば「アメと鞭(むち)」の策謀だが、ウクライナにとって現状は「爆弾の雨とプーチンの無知」でしかない。西側とすれば、言う事を聞かない獣に鞭をふるうかの様なプーチンが、今度は目の前に餌をぶら下げた事に「馬鹿にするな!」という心情だろう。

2012-02-20-0357432012-02-20-035738北欧を含む周辺国がロシアを明確に敵で脅威だと公言する今、ロシアが幾らウクライナで、地域的な戦術の優位を得たところで、戦争全体の終戦交渉の糸口にもならず、ロシアは不利になるばかりだ。戦術の勝利が目的と化したプーチンロシアには、血の色の赤い旗以外、白旗の用意も無いことに、西側は落胆しながらも認めるしかないが、この鞭使いを、生かしたまま檻(おり)に入れるほど難しいことは無い。
FireShot Webpage Screenshot #2439 - 'Russianプーチンは12月25日、国営放送ロシア1で放送されたインタビューで、「ほとんどの──99.9%の国民は、すべてを祖国のために犠牲にする心構えができている」と述べたという。、、小国ウクライナが、いつロシア本土を侵略したというのか?国民が、大義のない戦争の犠牲に、喜んでなると言うのは、彼の妄想でしかなく、彼は妄想から戦争という暴挙をしているのだ。現実には、未熟な徴収兵Conscriptsは殺人集団ワグネルの先兵として最前線に放り込まれ、虫けらのように扱われ果てている。彼らは犠牲という名の、プーチンの妄想の生贄(いけにえ)にされている。記録映像 映像:持ち場を離れたと上官に殴られる露徴収兵  参照記事 参考:出口のないロシアのウクライナ侵攻、最大の問題は目的と手段の不一致 “プーチン逮捕”動画が話題に、檻に入れられ裁判にかけられる?
2022-12-27T031720Z松野博一官房長官は12月27 日の閣議後会見で、ウクライナ外務省が26日にロシアの国連からの追放と安保理常任理事国の地位剥奪を加盟国に呼び掛けたことに関連し、ウクライナ侵攻を続ける「ロシアの一連の行動は、国連が抱える問題を改めて提起するものだ」と指摘した。日本として、今後も国連・安保理改革の実現に全力を挙げていくと語った。日本が2023年に主要7カ国(G7)議長国、国連の非常任理事国になることを踏まえ、安保理改革などの課題に積極的に対応していく考えを示した。参照記事  
e10e5fb-0002022年12月29日:ウクライナ国家国境警備局長のセルヒー・デイネコSerhii Deineko, the Head of the State Border Guard Service of Ukraineは28日、現在、ロシアはベラルーシに10,200人の軍隊を展開しており、この数はウクライナへの攻撃には不十分であると報告した。
ロシア連邦軍のグループは約 10,200 人の軍人であり、わが国の領土で繰り返される攻撃の任務を遂行することはできないと述べ、ウクライナ国防情報局、国家国境警備FireShot Webpage Screenshot #2444 - '(隊、および作戦調査部隊は、ベラルーシ領土の状況を毎日監視し、彼らはまた、「非公式アシスタント(現地住民情報提供者?)」によって助けられて(正確な譲歩を得ており:筆者補足)、彼ら全員が、ロシア人には攻勢の「真の機会」がないと報告しているとした。ロシア、ベラルーシは、表向き国境付近で合同演習中で、12月29日まで行うとの情報もあった。 参照記事 映像 参考:Russian-Belarusian Forces Group Closing on Ukraine 参照記事  



nappi11 at 00:03│Comments(2) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by POPPO   2022年12月27日 18:34
何かぷーちん大帝もラブロフ外相も「何言ってんだかよくわからん」と、私は思いました。どこの世界の話だ。w
99%がどうのこうのとか、ロシアの提案を受け入れろとか、話し合う気は今も今後も全く無いと、私は断定したい。w

(CNN) ロシアのラブロフ外相は26日、ウクライナがロシア政府の「新しい領土」に関する提案を受け入れなければならず、受け入れられない場合にはロシアが軍事行動を起こすと述べた。ロシア国営タス通信が伝えた。

ラブロフ氏は、支配地域での非軍事化や非ナチ化、ロシアの新たな領土を含む場所からのロシアの安全保障に対する脅威の排除といったロシアの提案をウクライナはよく認識していると述べた。新たな領土とは、「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」、ウクライナのヘルソン州とザポリージャ州を指すとみられる。

ラブロフ氏は、そうした提案が満たされない場合には、ロシア軍が自らそうした問題の対処に乗り出すと語った。

ラブロフ氏は、戦争の継続については、米国とウクライナの政府の側にボールがあると述べ、「彼らはいつでもこの無益な抵抗をやめることができる」と述べた。

ロシアは、9月にウクライナのルハンスク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソンの4州で偽の住民投票を実施した後、これらの地域の「支配」を主張した。ウクライナ政府や西側諸国はこうした主張について国際法違反だと一蹴している。以下略
CNN.CO.JP 12/27 ロシア外相、「併合」4州めぐりウクライナに最後通告

もしもし、「軍事行動を起こす」って…。じゃー今までの特別軍事作戦って何!w
どうせ今まで散々ヌカした「核」の恫喝か?w
金が無いもんで30年以上管理されず放置された、作動するかどうか発射しないとわからない核ミサイルと核爆弾使うの。馬鹿丸出しと、私は思った。w
2. Posted by うっちー   2023年01月01日 06:17
「99.9%の国民は、すべてを祖国のために犠牲にする心構えができている」わけないでしょうが、「プーチン大統領支持率80%台」を否定する報道もないことから、報道管制とロシアという国家の格に準じた生活水準を提供する現体制は安定する。現在の生活をロシア中間層が享受できる限り、プーチン体制が覆ることはない。北朝鮮も金正恩をとりまく'上級'国民層がいる限り体制は覆らない。

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