スウェーデン最高裁は2022年12月19日、トルコ政府から2016年のクーデター未遂事件に関与したと訴えられているトルコ人男性の身柄引き渡しextraditionを、男性がトルコに送還されれば「政治的信念を理由に迫害される恐れがある」とし阻止したことを明らかにした。報道によると、男性はスウェーデンで難民認定refugee statusされたトルコ英字紙ザマンの元編集幹部ビュレント・ケネシュ氏Journalist: Bulent Kenes:右 。トルコは、複数のトルコ人の引き渡しを要求し、彼は具体的に名指しされた唯一のトルコ人。
スウェーデン最高裁は、男性が在米イスラム指導者ギュレン師の支持者でクーデター未遂に関与したとトルコで訴えられていると指摘。その上で、トルコ政府の主張は、彼が政治犯罪に一部関係しており、彼に政治的な見解を理由とする迫害の恐れがあるとの見解を示した。トルコ政府はギュレン師がクーデター未遂事件の黒幕だと主張しているが、ギュレン師は関与を否定している。フィンランドとスウェーデンはロシアによるウクライナ侵攻を受け北大西洋条約機構(NATO)に加盟を申請したが、加盟にはトルコを含めNATO30カ国全ての承認が必要。トルコ政府は両国の加盟を認めるために必要となる一連の条件を提示し、トルコ人男性の引き渡しを要求している。参照記事 英文記事 過去ブログ:2017年4月トルコ警察は警官9000人以上を停職処分 2016年7月「エルドアン革命」なのか?ギュレン派弾圧とロシアの関係 7月追記:トルコで軍の一部がクーデター失敗
コメント
2. Posted by 甲東 2022年12月21日 07:07
100年前は、イギリスに付いていくという大方針で、何とかオスマンの中心地は確保。対ソを考えあっという間にNATOにも加入。それが今は異端児に。
でも、欧米が変な方向に一致団結するのを牽制し、プとも多少は話す機会を確保できている。世の中摩訶不思議。ドイツも対ロについては欧米とトルコの間くらいか。悪くはなさそうと感じる。
でも、欧米が変な方向に一致団結するのを牽制し、プとも多少は話す機会を確保できている。世の中摩訶不思議。ドイツも対ロについては欧米とトルコの間くらいか。悪くはなさそうと感じる。


最近、対立候補となり得るイスタンブール市長を、3年前の発言が不謹慎として有罪にした。ただ、上級審の承認が必要で、確定するのは大統領選以降の見通し。他国のNATO加盟どころではなかろう。直ぐ白目をむく支持者が何を求めるか・・・エルドアンは益々強行でしょう。