ウクライナ軍は多くの最新兵器を入手して使用しているが、その中の高機動ロケット砲システム「ハイマース(HIMARS)」で、最新誘導ロケットM30A1(M30A1 guided rockets.)弾を使用し、激戦地ウクライナ東部バフムートBakhmutで実戦使用されている動画が配信された。記録映像
これはクラスター爆弾の最新型(米ロッキード社製)で、これまでのクラスター爆弾は、目標地点上空で破裂して無数の小型爆弾を放出し、それらは地上近くで破裂して無数の金属球を地上の広範囲の敵に降り注ぐものだ。非常に殺傷力の高い爆弾だが、落下した小型爆弾が不発弾として地上に残り、触れたりすると爆発する欠点があり、触れた多くの子供が犠牲になったとされる。
30A1ロケット弾は、敵の頭上で破裂し、その際に、内部の182000発の硬質なタングス鋼で作られた、BB弾ほど大きさの球状の弾を地上に高速でばらまき、地上の広範囲で機器を破壊し敵兵士を倒す仕組みになっている。最大射程距離は92キロとなっている。英文説明と映像
粒は小さいが強力で、普通の車両などは穴だらけになり、地上に立っていて浴びれば即死するが、伏せていても浴びた兵士は血管や内臓を損傷して負傷、あるいは、多くの箇所から出血し苦しんで死ぬことになる。映像では、塹壕に伏せていたロシア兵士が、上から無数の金属球を浴びて、そのまま息絶えている様子が映っている。小部隊の頭上で炸裂すれば、一発で部隊は全滅だろう。バフムートで捕虜になった兵士も、この爆弾が恐怖だったと語っていた。恐らく高額なロケット弾で、ウクライナ軍は安価なロケットなどと併用しているようだ。
一般的なクラスター爆弾Cluster bomb:右
は、子爆弾に不発弾が多いことで国際条約で禁止されているが、ロシアは今もウクライナでこれを使用しているとして、国際人権団体のアムネスティ(HRW)が問題視している。過去ブログ:2022年3月ロシア・ウクライナの1回目交渉終わるも交渉中も攻撃止まず 2020年10月アルメニア、アゼルバイジャンの戦闘拡大 クラスター爆弾確認 2015年10月シリアでロシア製クラスター爆弾使用 2007年10月子供に罪は無い,クラスター爆弾と銀行
これはクラスター爆弾の最新型(米ロッキード社製)で、これまでのクラスター爆弾は、目標地点上空で破裂して無数の小型爆弾を放出し、それらは地上近くで破裂して無数の金属球を地上の広範囲の敵に降り注ぐものだ。非常に殺傷力の高い爆弾だが、落下した小型爆弾が不発弾として地上に残り、触れたりすると爆発する欠点があり、触れた多くの子供が犠牲になったとされる。
30A1ロケット弾は、敵の頭上で破裂し、その際に、内部の182000発の硬質なタングス鋼で作られた、BB弾ほど大きさの球状の弾を地上に高速でばらまき、地上の広範囲で機器を破壊し敵兵士を倒す仕組みになっている。最大射程距離は92キロとなっている。英文説明と映像
粒は小さいが強力で、普通の車両などは穴だらけになり、地上に立っていて浴びれば即死するが、伏せていても浴びた兵士は血管や内臓を損傷して負傷、あるいは、多くの箇所から出血し苦しんで死ぬことになる。映像では、塹壕に伏せていたロシア兵士が、上から無数の金属球を浴びて、そのまま息絶えている様子が映っている。小部隊の頭上で炸裂すれば、一発で部隊は全滅だろう。バフムートで捕虜になった兵士も、この爆弾が恐怖だったと語っていた。恐らく高額なロケット弾で、ウクライナ軍は安価なロケットなどと併用しているようだ。
一般的なクラスター爆弾Cluster bomb:右
は、子爆弾に不発弾が多いことで国際条約で禁止されているが、ロシアは今もウクライナでこれを使用しているとして、国際人権団体のアムネスティ(HRW)が問題視している。過去ブログ:2022年3月ロシア・ウクライナの1回目交渉終わるも交渉中も攻撃止まず 2020年10月アルメニア、アゼルバイジャンの戦闘拡大 クラスター爆弾確認 2015年10月シリアでロシア製クラスター爆弾使用 2007年10月子供に罪は無い,クラスター爆弾と銀行
コメント
1. Posted by ん 2022年12月20日 22:30
まあ、クラスター弾の国際条約加盟してない国結構あるからねえ。