FireShot Webpage Screenshot #2344 - 'Naphtha spikesロイター通信は2022年11月25日、韓国がチュニジアTunisiaからナフサ(naphtha:揮発性が高く未精製のガソリンであるため粗製ガソリンとも呼ばれる)の輸入を増やし、ロシアのナフサ輸出が急増したと国際金融情報会社リフィニティブの報告書を引用して、2022年11月25日報じた。対ロシア制裁を避けた迂回輸入である可能性が浮上している。リフィニティブが示した貿易統計によると、2021年に世界最大のナフサ輸入国である韓国はロシアからナフサ59万トンを買い入れたが、西側の制裁以後は購入量が大幅に減った。参照記事 英文記事

、、、、確かに、2021年データを見れば、ロシア産ナフサの韓国への輸出は突出している。記事は、チュニジアが貯蔵しているロシア産ナフサを韓国が迂回輸入していると書いていて、ロシアからチュニジアへのナフサ輸出の急増と、チュニジアから韓国へのナフサ輸出の急増を表を上げて説明している。

一方、石油、ガス業界には抜け道があり、複数の産地からの石油、ガスをブレンドしてロシア産であることを隠せる規定がある。ガスの場合のブレンド比率は報じられていないが、原油の場合、原油の49.99%がロシア産であったとしても、50.01%が他の国や地域から産出されたものであれば、「ロシア連邦原産」ではないという扱いになる規定が在り、欧州でも、ブレンドされたガスを購入して経済制裁を避けている可能性がある。これで利益を上げているのが中国企業だ。過去ブログ:過去ブログ:2022年10月露、米からの輸入LPGを欧州へ転売し荒稼ぎの中国企業 

結果的に、ロシアの資源輸出は経済制裁から大きなダメージは受けていないとさえ言われている。この面だけで見れば、先進国で自国産で賄える米国だけが有利な位置にあり、米国経済が好調なのも当然だろう。データから見る韓国の失敗は、安易にロシア依存になり過ぎたと言う事で、脇の甘い、風見鶏的体質がアダになったようだ。日本の露産輸入ナフサが少ないのは、自国での原油からの精製が多いためではないのか?筆者の想像だが、、。 




nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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