po-toUA_1119_06-980x5962022年11月20日:ロシア海軍はクリミアにあるセバストポリ港Sevastopolの安全確保が困難なため黒海艦隊の一部をロシア領のノヴォロシースク港port of Novorossiyskに避難させている」と推測されているが、ウクライナ軍が自爆型無人水上艇USV:Drone Boatでノヴォロシースクを攻撃したと報じられている。19日投稿の映像と記事
USV6jウクライナは11月に謎のUSVを公開、フェドロフ副首相兼デジタル化担当相は正式に「資金調達プラットホームUnited24を通じて自爆型USV(1隻の価格は約25万ドル)を100隻調達している」と明かしていたが、今回、ウクライナ軍が自爆型無人水上艇でノヴォロシースクを攻撃したと報じられており、爆発シーンを収めた動画がSNS上に出回っているので何からの攻撃が行われたのは確実だ。
Ukrainian-USV-Explosive-Jetski-Cutaway到達距離は500マイル、約800kmと言われ、10月にこの水上艇で露軍艦艇に攻撃したと言われている。ジェットスキーで有名なカナダ・Sea-Doo 社のデザインで、推進にはプロペラが無いので、浅瀬でも利用可能だろう。エンジンはオーストリアのRotax製、3気筒ガソリンエンジンで、最高時速70 miles per hourとあるので、112.65 kmh を出す。サイズはカヌー程度とある。米軍提供とも、ウクライナが製造とも言われる。25万ドル、1台約3500万円は高額で、自爆攻撃に限らず、監視艇、通信中継など、色々秘密の機能が在りそうだ。10月の映像:ウクライナが公開した無人艇による海上攻撃映像 参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2022年10月露が海底パイプライン爆破は英国が関与と発言と戦況

nappi11 at 00:02│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by うっちー   2022年11月23日 08:29
兵器って日常感覚から外れる高額な製品ですが「無人機」は作戦に失敗しても味方の人的損害が抑えられます。兵器は完全実力主義というか劣る兵器は淘汰され同等の機能であればコストのやすいものが支持され生き残るのでしょう。こうした作戦単位で使うものはさておき、衛星コンステレーション通信システムのように戦局を塗り替える高度技術の裏付けを必要とするところには国としてリソースを割き研究開発を進めるべき。戦争も平和も、支えるのは科学技術です。何が重要なのかをロシアは特別軍事作戦の結果から学んだはずだし、中国は半導体輸出規制など高度技術の利用制限から既に学んでいるでしょう。

コメントする

名前
メール
URL
絵文字