800x-1インドネシアのプラテ情報通信相が2022年11月14日、記者団の取材に応じ、G20サミットでは恒例となっている首脳の集合写真の撮影について「準備していない」と語った。関係者によると写真撮影には一部の国が反対しているという。米国などがロシアとともに撮影されることを敬遠しているとみられ、取りやめになる可能性が高い。
vector-g20-illustration首脳としてプーチンが出席をためらったG20首脳会議は11月15日から16日にかけてインドネシアで開催されている。これに先立ち、米国のバイデン大統領と中国の習近平国家主席はバリ島で会談し、ロシアによるウクライナへの核兵器使用への反対を強調した。
20カ国・地域(G20)の当局者は、15日にインドネシアのバリ島で開かれる首脳会議を受けて発表される予定の共同声明草案に合意したと、事情に詳しい複数の当局者が明らかにした。
一方、加盟国の中には、ロシアに対して攻撃的すぎると思われる表現に難色を示した国もあった。ある関係者は、モスクワを非難することを認めると、民主的に統治されている島である台湾に対する北京自身の行動に関して、将来的により強い声明を出すことになるのではないかという中国の懸念を挙げていた。この草案については、ウクライナで戦争を始めたロシアをどれだけ強く非難するかを巡り厳しい交渉が続いていた。過去ブログ:2022年11月中国への曖昧さは、彼らの野望への協力にしかならない 参照記事 参照記事
indexおいう一方国連総会は2022年11月14日、ウクライナへの侵略による国際法違反の責任をロシアに課すことを求める決議を承認した。推奨された結果には、戦争中の損害と人命の損失に対する賠償金の支払いが含まれた。可決された決議は、議会の193人のメンバーのうち94人によって支持(国連加盟193カ国のうち94カ国が賛成、14カ国反対、棄権73カ国)された。ドミトリー・ペスコフ露大統領報道官は、西側が「強盗を正式化」しようとしていると非難。私有財産に関する規則と国際法に違反しているとした。 2月に隣国に侵攻したロシアは、「そのような行為によって引き起こされたあらゆる損害を含む傷害の賠償を含め、国際的に不正な行為のすべての法的結果を負わなければならない」と述べた。国連総会は2022年10月13日には、ロシアのウクライナ4州併合を無効とする決議を143カ国の賛成で採択している。 参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2022年11月11月5~7日のウクライナの戦況;露軍の市民虐殺露呈と損失急増 11月11月15,16日開催のバリ島G20首脳会談とウクライナの怒り 10月国連総会緊急特別会合で露のウクライナ4州併合無効決議採択、、、国連決議を尊重、順守せづ、国際協議の視点から見て、矛盾する声明に妥協する20カ国の総会に何の意味があるのか?時間と金の無駄遣いに終わったG20と筆者は見る。もっとも国連も、国連決議には象徴的な重みはあるが、関係国に従うよう強いる効力を持たない。

nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

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