

韓国軍は商船のNLL侵犯の前と後に1回ずつ警告通信を行った。しかし、商船は南下を続け、軍は2度にわたって20発の警告射撃で対応した。この過程で、海軍艦艇だけでなくKF16など戦闘機まで現場に出動した。商船はNLL以南3.3キロまで南下し、午前4時20分頃NLL以北に方向を変えた。

韓国の聯合ニュースなどによる、今回の、このインシデントを時系列に並べると次の通り。

午前3時50分:北朝鮮は韓国の護衛艦が北朝鮮との軍事境界線を侵犯したと発表。韓国船は軍事境界線から2.5~5キロ深くまで侵入し、「不審船に対応する名目」で警告射撃を行ったと主張。(国際社会は北朝鮮が任意に引いたこの海上警備界線を認めていない。)
ロシア科学アカデミー極東研究所朝鮮研究センターのコンスタンチン・アスモロフ研究員は「米国は尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が反中国および反ロシアのプロジェクトに参加するよう、韓国に対して積極的に圧力をかけている、そのため韓国は他の非友好国とは異なり、ロシアの方向で先頭に躍り出るのではなく、列の最後に移動する代わりに、北朝鮮の方向で今回のような行動を展開しようと努力している」と述べた。、、、適切な分析とも思わないが、ロシアらしい見方ではある。

