FireShot Webpage Screenshot #2125 - 'kerch-bridge-crimeaロシア連邦保安庁(FSB)は、202022年10月8日に発生したクリミア大橋テロの準備を行った容疑で9人を拘束した。拘束されたのは、ロシア人、ウクライナ人、アルメニア人。爆発物はオデッサから運ばれ、その際には偽造した文書が使用された。
これに先立ち、FSBはクリミア大橋テロ事件の首謀者はウクライナ国防省情報総局だと発表していた。
FSBの発表によると、クリミア大橋テロ事件では、ロシア人5人、ウクライナ人3人、アルメニア人1人の計9人が拘束された。テロには合わせて12人が関与した。
FSBによると、これらの人物は貨物をトラックでブルガリアからグルジアのポチ港、その後、アルメニアを経由してロシアへ運ぶことにかかわった。
FireShot Webpage Screenshot #2128 - '(2) Oliver Alexandクリミア大橋でのテロはどのように準備されたのか:爆発物は、総重量2万2770キロ超の22枚のパレットに建築用ポリフィルムを巻いてカモフラージュされていた。
貨物は8月初旬、オデッサ港からブルガリアのルセに送ら れた。その後、貨物は9月29日から10月3日にかけてアルメニアのエレバンで通関手続きを終え、書類のすり替えが行われ、モスクワの会社とされる住所へ送られた。写真は、ロシア側が積載物を検問所でX線で撮ったものと、積載物などが書かれた書類らしい。
その後、ヴェルフニー・ラルス検問所でロシアとグルジアの国境を越え、10月6日にロシア・クラスノダール地方アルマヴィル市の物流倉庫に届けられ、荷降ろしされた。ここで再び書類が変更された。受取人は存在していないクリミアの会社となった。パレットはロシア人のトラックに積み込まれ、このロシア人はクリミア半島のシンフェロポリへ向かった。
FireShot Webpage Screenshot #2124 - '(2) SpFireShot Webpage Screenshot #2123 - '(2) Sputn10月8日、ロシア本土とクリミア半島を結ぶクリミア大橋で爆発物が爆発した。FSBは、クリミア大橋に乗り入れる前のトラックを検査しているビデオ映像も公開した。写真は問題のトラックと、形式だけの検査をしている状況。ビデオでも確認できる。
FSBによると、全ルートの貨物輸送と参加者とのやり取りの管理を行ったのは、イワン・イワノヴィチと名乗るウクライナ国防省情報総局の職員。この人物は、行動連携のためにインターネットで購入した匿名の仮想電話番号を使用した。この番号は、クレメンチューク市の住民セルゲイ・ウラジーミロヴィチ・アンドレイチェンコというウクライナ人に登録されていた。参考:ウクライナにおけるインフラ施設への攻撃 12日時点の状況
FSBはまた、ウクライナの情報機関がロシアで準備していた2件のテロも未然に防いだと発表した。そのうち1件は、ウクライナ保安庁がモスクワ地域で準備していた。もう1件のテロは、ロシア西部ブリャンスクで準備されていた。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9日、クリミア大橋爆発の考案者、依頼者、実行者はウクライナの特殊機関であり、これはテロ攻撃であると表明していた。参照記事:2022年10月13日スプートニク

FireShot Webpage Screenshot #2127 - '(Sta、、、、、疑問だらけのロシアの説明である。ご丁寧に別映像で、FSBによるロシア国内での容疑者逮捕の瞬間と、容疑者が不審な爆弾らしきものを持っていたと、カメラの前で包みを開けるが、全てヤラセ臭い。
上記は、2022年10月13日の、ロシア系メディア・スプートニクの翻訳記事に、筆者がその記事に関係する写真を張り付けたもので、写真は全てロシア側が公表したものだ。
疑問としては「爆発物は、総重量2万2770キロ超の22枚のパレットに建築用ポリフィルムを巻いてカモフラージュされていた。」とあるが、爆発前にこれだけの重量物が載っているが分かっていて、1枚が異常に重いと思わなかったのが変である。パレット1枚が約1000キロで、記事の誤記でなければ1枚が車1台に相当する重量だ。恐らく記事の誤記か、間違いだとは思うが、、、
次に、何時ウクライナ国防省情報総局の職員の関与をFSBが知ったのか不明だが、早めに知っていたなら、なぜ10月8日まで放置したのか?今はどこの国でも、船舶と同様に貨物トラックの移動状況などGPSで簡単に把握でき、トラックもその位置情報発信装置を搭載している。
FSBは知っていて、クリミアへ到着してから関係者一網打尽にするつもりが、その動きをウクライナ情報部に知られ、ウクライナ側は、橋の上を走行中のトラックを橋の下に遠隔操作のボートを近づけて爆発させトラックを炎上させた。貨物列車の炎上は偶然だった。
FireShot Webpage Screenshot #2130 - '(2) Ukrainska Pravda inこんな、映画的ストーリーが想像できる。トラックに在ったのが爆弾とも思えない。20トンの爆発物の爆発なら、橋も貨車も吹き飛ぶのではないか?
また、ロシア側がX線の写真を公表しているが、詳しく見ると、現車とX線写真の車輪に違いが在り、X線写真は偽物だと言う指摘が在り、なぜ敢えてそんな写真を公開したのか?確かに、後ろから5列目の車輪が映っていない。想像できるのは、軍用トラックでは運ぶのが目立つので、ロシア側が違うものを民間トラックで運搬していたのではと言う事だが、全ては想像の域を出ない。ツウィート画像 参照した映像と記事:橋の炎上と現場検証、積載物、、、、細切れで出てくる記事を読んでは整理していると、我が家の上空をオスプレイが通る。さすがにでかいのが遠目でもわかる。あっちもこっちも物騒な世の中だ。過去ブログ:2022年10月クリミアの橋の爆発はどうやって起きたのか?>露が報復攻撃


nappi11 at 15:13│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加

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