FbZn6euUsAAfit_FbX2S02XkAAUEdi2022年9月13日:パキスタンで2022年6月から続くモンスーン(雨期)の洪水Pakistan floodsで、同国の国家防災管理局(NDMA)は8月29日、死者が1136人に上ったと発表したが、最近の報道では1300人とも言われ、9月4日時点で子ども450人を含む1290人以上が死亡し、約4900人が負傷したという。
シェリー・レーマン(Sherry Rehman)気候変動相は、国土の3分の1が水没しており、「想像を絶する規模の危機」が生じていると述べた。NDMAによると、北部の山岳地帯では河川の増水により道路や橋が流され、数百の村が孤立しているため、死者数は増加する可能性がある。今年の洪水では人口の7分の1に当たる3300万人以上が被災しており、2000人以上が死亡する過去最悪の被害が出た2010年に匹敵する規模となっている。記録映像 記録映像 FireShot Webpage Screenshot #1946 - '国の3分の1冠水政府は非常事態宣言を発令し、国際社会による支援を要請、復興には100億ドル(約1兆4000億円)以上かかると、計画相が見通しを示した。28日には、トルコとアラブ首長国連邦(UAE)から最初の救援物資が到着し、中国は追加支援を表明。日本政府は8月末に緊急援助物資としてテントやシートなどを提供し、さらに700万ドル規模の緊急無償資金協力実施を決定した。
異常気象
が世界各地を襲っている。記録的な大雨が降ったパキスタンでは国土の約3分の1が冠水したとされる一方、内陸部が猛暑と小雨に見舞われた中国では大河・長江が干上がった。「500年に1度」の干ばつに直面する欧州では経済に深刻な影響が出ている。異常気象は隣国インドにも影響をもたらしている。今年3月に平均最高気温が過去122年で最高を記録。熱波の影響で気温が50度を超える地域も出た。インド政府は5月、世界有数の生産量を誇る小麦の輸出を停止。世界的な小麦の需要増加による価格高騰や猛暑による収穫量の減少などが理由だという。 参照記事 英文記事 参照記事 参照記事

nappi11 at 00:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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