Zaporizhzhya_Energoatom_730x411630_360_1661752576-212国際原子力機関(IAEA)は、ウクライナ南部にある、ロシア制圧下にあるザポリッジャ原発Zaporizhzhya nuclear plantへ向け、現地2022年8月29日代表団が出発したと、グロッシー(Rafael MarianoGrossi)IAEA事務局長がツイッター・アカウントに書き込んだ。
5feea5aeグロッシー氏は、「この日が来た。IAEAのサポート・支援ミッション(IAEAorg's Support and Assistance Mission to Zaporizhzhya :ISAMZ) は、現在ザポリッジャ原発へ向かう道の途中だ。私たちは、ウクライナと欧州で最大の原子力施設の安全を守らなければならない。私は、今週後半にザポリッジャ原発へと到着するこの代表団を率いることを誇っている」と書き込んだ。なお、米ニューヨークタイムズ紙によれば、このIAEA代表団は、主に「中立な国」の専門家13名から構成され、米国と英国の代表者は同代表団には加わっていないという

ザポリッジャ原子力発電所は、欧州で最大の原発であり、3月4日にウクライナを侵略するロシア軍に制圧された。以降、ロシア軍は、同原発敷地内に軍事機材や弾薬を配備し、敷地から近隣のウクライナ政府管理地域を攻撃したり、ウクライナ軍の攻撃に見せかけて原発敷地を攻撃したりしている。

G7外相は2022年8月10日、ロシア連邦に対して、ザポリッジャ原子力発電所の完全な管理を直ちにウクライナに戻すことを要求する声明を発し、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は8月26日金曜日遅く、ザポリジャー原子力発電所の状況は、6基の原子炉のうち2基がロシアの砲撃後でグリッド(送電網)が停止し、再接続された後も「非常に危険」であると語った。また、国際的な放射能災害の危険があるとして、ロシア軍をヨーロッパ最大の原子力発電所から立ち退かせるため、もっと早く行動するよう世界に求めていた。過去ブログ:2022年8月国連の核軍縮合が唯一ロシアの反対で失敗と原発への危機 6月欧州最大規模の原発に爆発の危機と明暗分けるドンバスの戦い

96c01c9d5321631d 、、、、2月のロシア軍ウクライナ侵攻時、ロシア兵が、事故で停止し監視中のチェルノブイリ(チョルノービリ)(Chernobyl,Tchernobyl)原発敷地内の放射能汚染による立入禁止場所で塹壕を掘り、施設に侵入し機器類を破壊した際、多くのロシア兵が被ばくし放射障害を発症し、その後地域から撤退した。万が一原発が破壊されると、大気や土壌だけでなく、重大な水質汚染の可能性もある。 過去ブログ:2022年4月チョルノービリ原発から撤退するロシア兵士被爆か?





nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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