

日本が海外に遅れをとる起業家精神。岸田文雄内閣は2022年を「スタートアップ創出元年」とし、新興企業を5年で10倍に増やすと宣言した。しかしアントレプレナー(起業家)育成のための新しい学校が、四国の徳島県に生まれるとは想像した人は、日本でもおそらく少ない。
高齢化と過疎化が進んで半世紀以上たつ徳島県神山町。人口が5000人を切り、そのうちの半数以上が高齢者だ。しかしもうすぐ数十人の若い住人を迎え入れる。15歳から20歳が通う、起業家育成の学校「神山まるごと高専」(仮称)が来年2023年4月にオープンするからだ。生徒はエンジニアリング、プログラミング、デザイン、マーケティングなどのビジネススキル、また資金調達などを学ぶ。男女は半数ずつにする方針だ。

今まで日本のエリートコースは、大学を卒業し、大企業に就職することだった。しかしそのメンタリティーは変わってきていると寺田さんは言う。「優秀な子は起業する前提でやっていると思います。今時、いい会社入って、などとは、トップノッチ(最高レベルの人たち)はそんなこと考えていない」
、、、、全く同じ発想の若い人が居たことは偶然ではない。こういう物が社会に必要なことははっきりしており、志のある人を経済的理由で断念させず、早い時期に実社会へ送り込むことが急務だ。韓国ではすでに、小中学校からプログラミングを教える事を決定している。彼の事業が順調に育ち、できれば、芸術、デザイン、建築や、哲学、国際政治、自然、動植物、環境保護の分野へも波及してもらいたいものだ。過去ブログ:2022年7月100年前の東京の映像と民主主義100年と少子化 1月政府が高専での専門人材の育成に取り組む方針決定 2018年6月遅すぎる日本の教育改革 ヘルシンキ大学に学べ 2017年10月中卒からコンピューターの応用技術を教える中国
コメント
2. Posted by ん 2022年08月26日 23:03
徳島市から20km位かな。
ほどほどの距離ですね。
卒業生がどんな社会人になれたのか、ニュースというか状況報告が聞きたいよね。・・・5年後?あたり・・・だいぶ未来の話だな。
ほどほどの距離ですね。
卒業生がどんな社会人になれたのか、ニュースというか状況報告が聞きたいよね。・・・5年後?あたり・・・だいぶ未来の話だな。
でもなー、かなりの田舎。都会周辺で育った若い人には刺激なさ過ぎ、更に地元の付き合いは濃厚過ぎかも・・・昔、筑波に大学、研究機関等が移転した際、自殺者が増えたという話があった。家と大学の行き来のみの生活が主原因ではと。要注意。
車で小一時間かけても徳島市だし。電車は無かろう。