3fc569df6ae495faウクライナ軍は2022年8月13日夜に再びヘルソン市Kherson東部のアントノフスキー橋:Antonovsky Bridgeを高機動ロケット砲システム(長距離精密兵器 ハイマース)HIMARSで攻撃、南部司令部のフメニウク報道官は「永遠にアントノフスキー橋の使用を不可能にするため再攻撃を実施した。その結果、ロシア軍はドニエプル川dnieper riverを渡る橋を使用した重装備の北への移動がほぼ不可能に近く、専門家の評価も含めて絶対的な確証が得られれば『補給ルールの遮断』を宣言する」と述べた。映像
FireShot Webpage Screenshot #1852 -2022年8月15日:ウクライナ空軍も14日「Su-25とSu-24が戦闘機の援護下で行軍中だった戦車部隊、多連装ロケットシステムが配備された拠点、架橋設備による渡河地点、人員や物資の集積拠点を襲うなど、計10回の航空攻撃を実施した」と発表しており、最近は戦闘機による巡航ミサイル迎撃だけでなく攻撃機による対地攻撃を積極的に実施している印象が強い。因みにロシア軍占領下のザポリージャ州の港湾都市ベルジャンシク港Berdyansk(Бердянск):左 でも謎の黒煙が確認されており、istockphoto-1372767715-2048x2048船が爆発したのではないかと噂されている。参照記事
ウクライナ軍が、奪還攻勢を展開中の南部・ヘルソン州で重要補給路上にある橋を破壊した事で、ロシア占領軍指揮部は東方のメリトポリMelitopolに後退したと、ウクライナ国営通信社のウクルインフォルムが14日(現地時間)報道した。参照記事 
 、、、、ウクライナ空軍の攻撃を見ると、最近のウクライナ軍によるクリミア半島にあるサキ空軍基地the Russian Black Sea Fleet's Saki Airbase(Saky military airfield)攻撃で、ロシア軍の南部一帯のレーダー体制に障害が出ていると見て間違いないのでは?
露軍の南部指揮部が後退し、現在ウクライナ軍はザポリージャ州メリトポリへの攻撃を準部中とある。ヘルソン州の市民脱出は今も続いており、それに伴い医者や薬品の不足が深刻になっている。また、ヘルソン州ではパルティザンPartisansと呼ばれる市民抵抗組織によるテロ行為、サボタージュが多発しており、露軍が監視や取り締まりを強めている。 参照記事 参照記事 過去ブログ:2022年8月ウクライナは攻撃能力で優位に転じたか? 7月露軍戦力後退と言われる中、各地で露軍空爆が多発
FaNloXyUYAM05zl2022年8月16日:ロシア軍はパルチザンPartisansによる破壊活動を阻止するため大規模な取り締まりを実施したが効果がなく、逆にメリトポリとクリミアを結ぶ鉄道橋をパルチザンに破壊され鉄道輸送がストップしている。
FireShot Webpage Screenshot #1854 - 'Malindメリトポリとクリミアを結ぶ鉄道路線には迂回路が存在しないためメリトポリに直通する鉄道輸送は遮断されていることになり、ロシア軍の物資輸送はどんどんと複雑になって負荷が高まっている。メリトポリ市長のイヴァン・フェドロフ氏は15日「パルチザンによる破壊活動を阻止するためロシア軍はメリトポリや周辺入植地で大規模な濾過作戦(一般人と抵抗者を選別する作戦)を行なっているが、パルチザンは1人も見つかっていない」と報告した。英文記事 記録映像 参照記事 参照記事

FireShot Webpage Screenshot #1856 - '@NoahFaRPVJlWIAAi1Tcロシアの国営タス通信が16日、地元当局者の話として報じたところによると、クリミア北部ジャンコイ地区メイスコエ村Maiskoye village in Crimea's Dzhankoy districtで弾薬庫が爆発した。また、20キロメートル離れたクリミアのジャンコイ Dzhankoyで爆発があり、変電所で火災が発生したと報じていた。ウクライナは最近クリミアで報告された爆発についてロシア側は、、ウクライナ軍によるものかどうか確認も否定もしていない。赤い前線から230キロほどで、高精密ミサイル・ハイマースHIMARSの最大射程距離300キロ内だ。 英文記事 参照地図 参照記事

nappi11 at 00:03│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント

1. Posted by POPPO   2022年08月16日 22:02
どうやら露助は主導権を喪失した模様。w

戦略的罠にはまったロシア軍
しかし、この兵力集中こそロシア軍が自らを「戦略的罠」に追い込んだとフョードロフ氏は指摘する。兵力を集中させることで不可欠になるのは、より大規模な兵たんだ。しかし、先述したように、ドニエプル川西岸はウクライナ軍による補給路攻撃で弾薬、燃料の供給が難しくなっており、このままではロシア軍の弾薬がいずれ尽き「投降するか、パニックになって敗走する運命にある」と強調している。

ウクライナの軍事専門家であるオレフ・ジュダノフ氏は軍情報部の情報として、すでにロシア軍の作戦立案にかかわっている一部将校団が任を解かれ、取り調べを受けていると述べた。失敗の責任をめぐって、治安機関と軍との責任のなすり合いが激化していると語った。
中略
 この窮地をプーチン大統領はどう切り抜けるのか。しかし、それ以前の問題として、軍部から耳当たりのよい情報しか入らないプーチン氏がはたして侵攻作戦の窮地をどこまで認識しているのか、という根本的問題もある。ロシアでは1991年8月のクーデター未遂事件や2000年8月の原子力潜水艦クルスク号の沈没事故など、8月は軍にとって「鬼門の月」と言われる。これから9月にかけ、ロシアとプーチン政権にとって試練の時になることは間違いなさそうだ。
東洋経済オンライン 8/16 ロシアとの戦局で主導権を握り始めたウクライナ 開戦から半年、本格的な反撃作戦の実施も予想

冬将軍が来てドニエプル川が凍結すればまた戦局は変わる。数にものを言わせてスターリンのように損害無視の攻撃を開始するだろう。そうなる前にぷーちん大帝の鼻っ柱をボキボキするべきと、私は断定したい。w

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