
実は、山上が語った犯行動機と、2021年1月6日に米連邦議会議事堂襲撃事件を起こしたトランプ支持派が抱く社会への不満、アメリカのリバタリアニズム(自由意思論)と狂信的な銃文化、アメリカ・ペンシルベニア州に拠点を置く旧統一教会の分派「世界平和統一聖殿」(サンクチュアリ教会:Sanctuary Church)との間には、ある意味で奇怪な結び付きがある。

、、アメリカ社会にとって、サンクチュアリ教会が社会の根深い亀裂と深刻な病理を利用しようとしていることは、極めて危険な状況と言わざるを得ない。
銃を所持した人々が教会に集結する異様な光景。統一教会から分派されたとするサンクチュアリ教会の指導者ショーン・ムーン(文亨進・ぶん ひょんじん:文鮮明の七男)は、世界がもたらす脅威に対抗するため力を所持すべきだと説き、会員たちは盛大な合同結婚式に王冠を身に着けセミオートライフルAR-15を携えて参列する。記録映像「カルトと過激な信仰」(約42分)では、この組織の実態に迫る。(写真では、頭に銃弾の鉢巻をし、自動ライフルを置いている。これが、イエス・キリストの杖だと言う。日本支部もある)
CIAの分析によると、文鮮明(ムン・ソンミョン)を開祖とする旧統一教会は、朴正煕(パク・チョンヒ):右 政権で韓国の情報機関KCIAのトップを務めた金鍾泌(キム・ジョンピル)が政権の「政治的道具」として組織したとされている。当初は主に韓国内で、反共主義と朴政権支持の活動を展開していた。
しかし程なく、活動の舞台は日本に拡大した。日本は韓国にとって戦略上極めて重要な国だった。旧統一教会は日本社会への浸透に目覚ましい成功を収めた。何十年にもわたり、教団の収益の7割を日本での収益が占めていたほどだ。参考:日本なら韓国では稼げない莫大な財を集められる
1959年以降は、アメリカへの進出も開始した。アメリカも韓国にとって戦略上極めて重要な国である。旧統一教会は、アメリカでも大きな成功を収めた。首都ワシントンの2大日刊紙の1つであるワシントン・タイムズを所有し、編集方針を決めている。同紙は超保守的・反共的な報道姿勢で知られている新聞である。
安倍は昨年秋、旧統一教会関連団体のイベントに、故・文鮮明の妻・韓鶴子(ハン・ハクチャ)を称賛する退屈なビデオメッセージを送っていたが、同じイベントで、アメリカのトランプ前大統領もビデオメッセージを寄せていた。
韓国のKCIAがつくった旧統一教会が日本とアメリカで展開した活動は、情機関の世界では秘密工作活動と呼ばれる。
この種の活動は、対象国の社会や政府の亀裂を利用する。人々の不満や恐怖、希望、政府機関や官僚の弱みに付け込むのだ。秘密工作活動は、しばしば思いがけない結果をもたらす。情報機関は、自らがつくった組織をコントロールできなくなることも珍しくない。サンクチュアリ教会はその典型と言えるかもしれない。参照記事:Newsweek/2022/7/25 日本語版からの抜粋で敬称略 統一教会、文鮮明亡きあとの妻と息子たちの激戦 参照記事 過去ブログ:2022年7月倫理観のかけらもない反日旧統一教会に翻弄される政治家 参考:「カルトと銃の国」アメリカで安倍暗殺を考える、、、、古今東西宗教が、偽の幸福論や真理を語りながら、組織の野心や陰謀のために政治家を利用するのは常だが、それは時として国際的スパイ活動や暗殺、偽の世論形成、市民対立、社会不安の助長に利用される。国内経済が伸びない時に、政治家が国防や戦争を利用するのと同じドクトリン(doctrine:原則)を引っ張り出すのと同じで、この二つの組織の体質や運営形態は異母兄弟の様に似ており、ある時は互いに利用し合う。一方で社会は歴史的に、この二つの融合が如何に危険か知っており、行き着く先では対立と弾圧を招くことになる。
それはある国を同じ思想、主義で無理に統一しようとすれば反発や国際緊張を招くのと同じで、愚かにも人類は今もそれを繰り返している。特定の思想、主義による偏向や専制を避けようと議会制民主主義が生まれたのであり、言い換えれば、宗教の行き過ぎた介入は、議会制民主主義の最も警戒すべき要因と言えるだろう。極端な例が、アフガニスタンなどイスラム教国家で、国際常識が通じないばかりか、対立する者との間には、相互の弾圧と排除しか方法が見つからなくなっている。今日も不毛な大地に血ばかりが流れている。参照記事
コメント
評論家等に聞いても時間稼ぎのみ。ボディーブローにはなるが。宗教界からもコメント取らな。ぼんさん達もコメントせな。漢字書いてるだけでは足りひん。宗教とは、経典では献金についてこうあるよ(コーランにはあるはず)、でもいいよ。
政治屋に任せては前に進まない。
大差が無い奴ほど感化もされ、抽象的な言葉が口から発せられる。ありゃま。


総じて、ある思想傾向の人達と親和性がありそう。分裂大好きバノンもどきの様な人間も裏でうろちょろしているのでは。宗教は、もどきであっても簡単には潰せない。
念ずれば叶う、まんまんちゃん。