


よく思われない理由はいろいろあるが、少なくても肌を見せるスポーツで禁止のルールがあっても致し方ないと思うし、日本だけと言うのは大いに誤解だ。フィンランドのレストランなどにはドアマンがいて、酔っぱらいの入店などを予防しているが、この事を聞いたことがある。彼は、服装の乱れがひどいのと同じで、派手な刺青を見せている場合、彼の判断で入店を断るか、服装で隠せるなら出直せと告げると語っていた。いい加減日本だけと言う認識は間違っているとした方が正しいと知るべきだろう。当時フィンランドの学校でも、肩に小さいのを入れていた同級生が居たが、学校から夏は見えない服装をしなさいと注意され、彼はタンクトップを着れなかった。よく差別だと言う言い方がされるが、刺青にはそもそも、その人を社会で差別や識別するのが目的で使用した時代があり、それを逆手に取ったのがギャングやヤクザたちだ。
個人的には年季の入ったボクシングファンで、入れ墨入れた選手の試合など、八百長臭くて見たくないと言うのが本音。ファッションだからいいだろうは入れた側の論理で、金払って見る側にも見方があるのだ。ましてTVで不特定多数が見る前提では、これを嫌うスポンサーもいるだろう。


