History-of-bronze-infographic青銅器bronzeは紀元前3000年ごろからメソポタミア(イラク付近)で使われ始めた。青銅器製造には錫が必要なので、錫が産出される地域に限られるが、インド、エジプト、ヨーロッパ、中国などでも青銅器が普及して中国では紀元前2000年ごろに青銅器文化が花開き、日本では弥生時代の紀元前300年ごろには青銅器が伝わったと、これまで一般的に言われて来たが、青銅器が大量に製造された中国の三星堆遺跡の起源が、約5000年前と言われるメソポタミアより古い可能性が最近浮上し、青銅器の起源も見直されるかもしれない。参考:約4000年前のインドの銅剣 過去ブログ:2022年6月すべてが謎のまま、今も発掘が続く三星堆遺跡
FireShot Webpage Screenshot #1644 - 'ウクライナFireShot Webpage Screenshot #1645 - 'ウクライナ、古代の遺物6いづれにしろ、青銅器や他の多くの文化がアジア、または西アジアからウクライナなどを経て欧州、アフリカへ伝わったとされ、ウクライナは考古学的にも重要な位置にある。
ウクライナ当局は2022年6月24日、ロシアに併合されたクリミア(Crimea)半島の博物館から盗まれたとみられる古代の遺物6000点以上を押収したと明らかにした。当局はウクライナ歴史博物館(Museum of the History of Ukraine)で会見し、クリミアで高級官僚の立場にあったウクライナの元議員による「違法行為」の捜査中、首都キーウの事務所での家宅捜索から青銅器時代と中世の遺物を発見したと発表。

イリーナ・ベネディクトワ(Iryna Venediktova)検事総長は、押収したのは「剣やサーベル、かぶと、つぼ、コインなど6000点を超える遺物」だと説明。一部はクリミアの複数の博物館からの盗難品とみられ、推定価値は「数百万ドル」だとされ、文化情報相は会見で「ウクライナ史上最大の違法コレクションだ」と指摘。 ロシアの侵攻開始後にウクライナ側に戻ってきたのは象徴的だとして、「(ロシアのウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)大統領が奪おうとしている私たちのアイデンティティーと文化を、戦時下に取り戻した」と述べた。記録映像 英文記事

DBD1DAE1-7343-4A230ukraine-blog-museum-topart-jumbo ベネディクトワ氏はさらに、ロシアが占領している南部メリトポリ(Melitopol)の博物館から「スキタイの黄金(Scythian Gold):約2300年以前のもの」と呼ばれる財宝コレクションが盗まれた件についても現在調査中だと説明した上で、「ロシアはわが国を破壊し、国民を殺害するだけでは飽き足らず、歴史まで盗もうとしている」と非難した。参照記事 英文記事 英文記事

FireShot Webpage Screenshot #1646 - 'Corpse、、、、、シリアやイラクでも起きた、いやまだ起きているかもしれない残念な事だが、ウクライナの場合、ロシアと断定はできないにしろ、その時期や量から、特殊な集団が組織的に行ったのは事実だろう。ウクライナでは、今もロシア軍は見境なく破壊を続けており、今日も人命や貴重な文化遺産が破壊されている。ロシアに文化遺産の重要性を言ったところで、所詮殺し屋、スパイの頭では理解できないだろう。



nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメントする

名前
メール
URL
絵文字