FWCNEMNUYAA75Ny_125616516_56c55f48-7e92-4a22-abカナダ極北のユーコン準州クロンダイクの金鉱地帯found by gold miners in Yukon's Klondike region in Canadaでこのほど、凍った状態のケナガマンモスの赤ちゃんbaby woolly mammothがほぼ完全な形で発見され、腸と最後の食事まで残っているほど保存状態が良かったそうだ。先住民族が住むユーコン川流域で発見されたことから、長老たちによって「大きな動物の赤ちゃん」を意味する「ヌン・チョ・ガ(Nun cho ga)」と名付けられた。 北米で保存状態が良好なマンモスが見つかったのは初めて。ミイラ化して発見されたが、古生物学 paleontology的には化石フォッシル Fossilとされる。

FireShot Webpage Screenshot #1636 - 'Lyuba過去2007年にシベリアの凍土でマンモスの幼児(Lyubaと命名)の完全なものが発掘された例がある:左 約4万2千年前。

FireShot Webpage Screenshot #1663 - '(2) Prof Dan Shu今回発見の化石に関し、 古生物学者のグラント・ザズーラ(Grant Zazula)氏は、皮膚も毛も残っており、「世界でこれまでに発掘された氷河期のミイラ化した動物としては最も状態の良いものの一つだ」と語った。

 赤ちゃんマンモスは、米アラスカ州に接するユーコン準州ドーソン(Dawson)南部の永久凍土permafrostの中から、鉱山労働者が掘削作業中に発見した。性別は雌で、3万年以上前に死んだとみられる。

FireShot Webpage Screenshot #1638 - 'KlondikFireShot Webpage Screenshot #1637 - 'What Wa当時ケナガマンモスは、馬やホラアナライオン、ステップバイソンなどと共にこの地域に生息していた。英文記事 参照記事 参照記事 参照記事 参照記事

絶滅した動物として有名なマンモスは約400万年前に登場し、1万年前頃に絶滅したと長く考えられてきた。

24279a7dところが、オンタリオ州マクマスター大学人類学部の研究員であるタイラー・マーチーTyler Murchie氏ら研究チームがカナダ・ユーコン準州中央部の永久凍土層から採取した土壌サンプルのDNAを分析した結果、マンモスの一種でありユーラシア大陸の広範囲や北海道、北米大陸に生息していたとされるケナガマンモスは、これまでの想定よりもはるかに長く、実際には5000年前まで生き延びていた可能性が示されている。マンモスが絶滅した原因については、気候変動か人間による狩猟か、専門家でも意見が分かれている。参照記事 過去ブログ:2021年12月土中の古DNAから5千年前までマンモス生存と判明



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