




中国は4隻目の空母建造にも着手しており、4隻目は原子力空母の予定だと2021年3月に中国メディアが報じている。米国メディアによると、中国の海軍はすでに世界最大の勢力であり、約355隻の船と潜水艦を所有している。空母の保有数で中国に次ぐのが英国(2隻)で、中国を上回るのは米国(11隻)のみだが、米国で1970年代以降に就役した空母すべては原子力空母で、現有する空母11隻全てが原子力船だ。参照記事 参照記事 英文記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2022年6月香港とウクライナの流れからみる台湾と軍事大国化する中国

一方、航空母艦は護衛のための巡洋艦や潜水艦、補給艦など多数の軍艦で構成される「空母打撃群」と呼ばれる艦隊として行動する。原子力空母の最大の長所は航続距離の長さだが、「空母打撃群」のその他の軍艦は通常動力であり、しばしば補給する必要がある。原子力空母の航続距離を生かして世界展開するためには、世界各地に拠点を造って兵たんを確保せねばならない。逆に言えば、世界への軍事覇権を画策すれば、世界中に中継基地が必要となるのだ。世界覇権を考えない国の場合、本当に原子力空母を必要とするかどうかは、議論の余地があるとされる。参照記事 参照記事
昔の日本は同時就航で最大6隻持っていたが、遠く離れた南洋諸島があったので必要だったのだろう。大和の大砲はなかなか当たらないし。演習では、艦爆が放った木製の魚雷がコンコン大和に当たっていたと。