FireShot Webpage Screenshot #1570 - 'Geographic中国陝西省(せんせいしょう:Shaanxi Province)西安市に位置する藍田(らいでん)県(Lantian)の公王嶺(Gongwangling)で過去に出土していた、前期更新世(early Pleistocene)・163万年前のヒトの歯6本を分析し、さまざまな人類と比較。
1ac6bb072db43bf063703e00db159373その結果、広義のホモエレクトゥス(原人:Homo erectus、H. erectus s.l.・直立人類)に帰属し、中期更新世の人類とは相違がみられることを確認。現時点で、東アジア最古のホモエレクトゥスの一つとされる。英文記事
cf. Lei Pan, Clément Zanolli, María Martinón-Torres, José María Bermúdez de Castro, Laura Martín-Francés, Song Xing, Wu Liu (2022) Early Pleistocene hominin teeth from Gongwangling of Lantian, Central China. Journal of Human Evolution
800px-Lantian_Man_skull_and_jaw右図では、Dの位置が「D: Lantian Man locality at Gongwangling」と藍田(らいでん)原人( Lantian Man:ホモ・エレクトゥス・ランティアネンシス Homo erectus lantianensis)の頭蓋巨骨化石(推定100万年前~70万年前のもの)などの見つかった公王嶺(Gongwangling)の位置としている。
今回の調査で、藍田(らいでん)原人(Lantian Man)と称される原人の生存年代が、さらに古い約163万年前だったと確認された。ホモ・エレクトスは約200万年前にアフリカから集団移動を始めたとされ、北京原Lantian-County人の生存年代は現在、約78万年前とされているので、東アジアの原人の出FireShot Webpage Screenshot #1571 - 'The Earliest Afri現は大きく遡ったが、藍田原人も北京原人などと同様にアジアに進出したものの、子孫を残さずに絶滅したホモ・エレクトスの一群であり、厳密には現代の人類の祖先ではないとされる。写真下は、中国陝西省 藍田県Lantian County in Shaanxi Province in Chinaの風景 参照記事 参照記事 参考:北京原人の生息、定説より20万年前 人類進化の過程に新説 、、、、以上の記述は数種の記事からのまとめで、筆者の判断も入っており、学説ではありません。過去ブログ:2022年5月ラオスでデニソワ人の大臼歯発見か?

nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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