以前にも記録した、中国の三星堆（さんせいたい：）遺跡：Sanxingdui Ruins（古蜀 ：こしょく文明 Shu、古代四川文明） Sanxingdui cultureの新たな展示リニューアルが完成したこともあり、新たな動画：《古蜀瑰宝》第1集 神秘的三星堆遗址埋藏着哪些秘密？解密古蜀文明的前世今生！【CCTV纪录】（中国語）が公開されている。どれほど不思議な遺跡かは 過去ブログ：2021年3月古蜀文明（三星堆文明）：古代四川文明 中国 と、映像：2021/4:記録映像と日本語解説：科学では解明できない三星堆文明はどこで生まれたのか？ に要約されている。参考：古代中国の王国「古蜀」とは？三星堆遺跡が示す古代人とのつながり。
存在年代も3000年以上、5000年前にまで遡る可能性があり、その規模の大きさやユニークさから「三星堆文化：Sanxingdui culture」との表現で、古蜀 ：こしょく文明 Shu、古代四川文明とは別次元のものと見る記述もあり、これまでの、中国の青銅器時代Bronze Ageの一文化との見方から、青銅器時代の中心的な文化だったとの推測も出てきている。左の人体像は高さ2.6ｍ、鳥と果物をあしらった青銅の木「青銅神樹」は高さが４ｍもある。
そして何よりも、右の、目が飛びて鼻が大きく、笑っているような青銅のマスクが有名だ。
すべてが謎で、出現も謎なら、急に消滅した事、大量の金製品の出土があるが、その地域では金鉱石は産出せず、時代的には金の精練はまだ不可能だったはずだと言われている。内陸に在りながら、無数のインド洋、アラビア海産の貝殻が出土し、異常に多い象牙の出土も説明が付かないとされる。人類史上で最も古い約5000年前のメソポタミア文明より古い可能性もあると言われ、興味は尽きない。筆者にとって宇宙人はあり得る存在だが、この遺跡の出土品は、あり得ないものばかりなのだ。 参照記事 参照記事 映像；発掘の様子など 2022年6月27日公開映像：ユニークな出土品の三星堆遺跡が中華文明の多元性を証明した
