FireShot Webpage Screenshot #1517 -2022年5月30日:ロシア極東のウラジオストクに近い海辺の村ポクロフカvillage of Pokrovka, Vladivostokの住人が、畑を耕している時に朝鮮の三国時代(Three Kingdoms period,Three Kingdoms of Korea)の刀800px-History_of_Korea-476剣を偶然発見した。発見物は約1500年前のものと推測される。アルセーニエフ記念極東歴史博物館が発表した。
同博物館は、「ユニークな創作物が、アルセーニエフ記念極東歴史博物館で開催された『ナイト・ミュージアム』の展示に加えられた。ポクロフカ村に住むドミトリー・シネルニコフさんが、耕作後に畑で偶然発見した刀剣を提供してくれた。この発見物はおよそ1500年前のものと推測される」と発表した。
Ancient-Korean-sword-found-in-Primorye-1同博物館のプレスリリースによると、詳細な調査により、この発見物は三国時代の刀剣であることが判明した。三国時代とは、紀元前1世紀から紀元後7世紀まで、満州南部と朝鮮半島に存在した三国が鼎立(ていりつ)した時代をいう。発表によれば、この刀剣は保存と研究のために提供され、今後、ロシア連邦の博物館基金に渡され、修復が行われるという。 参照記事
FireShot Webpage Screenshot #1518 - 'RT - A man i、、、当時の三国時代領土図南部に伽耶(かや、伽倻または加耶とも)があるが、720年に成立した『日本書紀』では、加羅(かや)と任那(みまな:)が併記され、この地が、日本の大和朝廷に関係するとの解釈があり、近年日本式の土器や古墳が多く発見されている。そんな事から、記事では刀の時代考証を半島の三国時代としているが、見つかった刀が大和朝廷と全く無関係とは言えないだろう。片刃の直刀を刀、両刃のものを剣と区別するが、日本の古墳からは両方出土し、その後時代を経て片刃の刀が主流になる。倭(日本:中国の日本の呼称)は朝鮮半島の海上権益を巡り、西暦391年から480年、高句麗と戦い、倭人が朝鮮半島の沿岸輸送を支配していたとの説がある。参照記事、、それにしても保存状態が信じられないほどいい。


nappi11 at 00:01│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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