FireShot Webpage Screenshot #1508 - 'Ukraine invasionロシアの政治学者によると、ロシアによるウクライナ侵攻はNATOを構成する国々とのより大きな戦争に向けた「リハーサル」だという。これは国際安全保障研究所の研究員アレクセイ・フェネンコ氏 Professor Alexei Fenenko氏が2022年5月19日にロシア国営テレビのトーク番組『60ミニッツ』で語ったものだと、『デイリー・ビースト(Daily Beast)』のジュリア・デービス(Julia Davis)記者は紹介している。箇条書きにすると以下のような内容だ。発言映像

  • ロシアはウクライナ侵攻を北大西洋条約機構(NATO)とのより大きな戦争に向けた「リハーサル」だと考えていると、ロシアの政治学者アレクセイ・フェネンコ(Alexei Fenenko)氏は指摘した。
  • 「我々の武器がいかに強いかを戦場で見る」ことが目的だとフェネンコ氏は話している。
  • 「将来の戦いに向けた学習経験になるかもしれない」とも同氏は話している。
FireShot Webpage Screenshot #1510 - 'How the map oウクライナのゼレンスキー大統領は4月、この戦争は「ゆくゆくは全ての人に打撃を与える」だろうと「ロシアの侵略はウクライナのみに限られたものではない」と話した。また、「我々の自由や生活を破壊するためだけでもない。ヨーロッパ全域がロシアの標的なのだ」。Insiderでも報じたように、ロシアがサイバー攻撃cyberattackを利用するのではないかとの懸念もある。右図は、侵攻から最近までの、ウクライナでのロシアの支配地域の変遷。参照記事
一方、米中央情報局(CIA)のロシア担当の元分析官マイケル・E・バン・ランディンガム(Michael E. van Landingham)氏は「アメリカやヨーロッパのコンピューターを使用不能にしたり、ウクライナの重要インフラを破壊するサイバー・アルマゲドンに対する(能力をロシアが所有している)認識はある。ただ、プーチンはウクライナで限定的な戦争を戦いたいと考えているので、恐らくそれは起こらないだろう」と指摘している。英文記事 参照記事
FireShot Webpage Screenshot #1505 - '停戦交渉、、、、この政治学者は、プーチン政権の危険性を西側へ警告をしたかったのだろうか?プーチンが病気でも、まだ本気は出してはいないぞと見栄を張ったのか?
しかし問題は、ロシアが独裁体制を維持する限り、プーチン後にさらに過激な人物が登場すれば、彼ももまたそれを容易に実行できるということだ。実際、プーチンの取り巻きは、過激な発言を繰り返している。過去ブログ:2022年5月プーチンロシアの危ない大統領補佐官 先のことはさて置いて、連日、将来的なリハーサルの過程で人命が失われているならば、こんな愚かしいことはない。参考:ロシアによるウクライナ侵攻 「出口なき戦争」の現在地、その被害と損失戦力

nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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