2022年05月15日  犯罪 アメリカ、カナダ
FireShot Webpage Screenshot #1459 - 'gettyimages-124067049https _imgix-proxy.n8s.jp_DSXZQO1930615015052022000000-1米東部ニューヨーク州北部バッファローBuffaloのスーパー( Jefferson Avenue in Buffalo, the state of New York)で2022年5月14日2時半頃、銃撃事件があり、10人が死亡、3人が負傷した。米メディアが伝えた。同容疑者は自宅のある同州中部コンクリンConklin, New Yorkから車で300キロ以上移動し、現場で犯行に及んでいた。数カ月前から事件を計画し、単独犯とみられるという。写真下左は、容疑者Payton S. Gendron(18歳)が装着していたカメラで撮られた映像から。ライフルの銃身には「NIGGER」と書かれている。 英文記事と映像 映像 ニュース映像
Buffalo-2-768x386Buffalo-1-768x765警察は18歳の白人男性を容疑者として拘束し、人種差別に基づく憎悪犯罪(ヘイトクライム:hate crime)とみられると明らかにした。警察と米連邦捜査局(FBI)が詳しい動機などを捜査している。容疑者に対し白人至上主義者white supremacistの表現もある。

事件は14日午後2時半(日本時間15日午前3時半)ごろ発生。容疑者はスーパーの駐車場で、ライフルで4人を撃って3人を殺害した後、店内に入って乱射を続けた。襲撃の様子を交流サイト(SNS)で動画配信していたという。ライフルは2丁使用され、軍服やヘルメットのようなものを着用していた。銃撃を受けた13人のうち、11人が黒人で、2人が白人だった。参照記事  英文記事

57823385-0-image-m-15_1652578686824右は、5月14日夕方、仮釈放なしで終身刑につながる可能性のある一級殺人罪で起訴され、市の裁判所に出廷したゲンドロン容疑者Payton Gendron。本人は「自分の罪状は分かっている“I 57823001-10816777understand my charges,”」と述べ無罪を主張した。その日は身元の確認だけが行われ、5分ほどで終了した。

容疑者は、インターネット上に投稿された犯行声明とみられる180ページの書面に、憎しみに満ちた彼の計画と動機を詳述した内容を残していた。

警察によると、容疑者は自動ライフル銃で重武装し、防弾チョッキを着用、ヘルメットにビデオカメラを取り付けて、オンラインでの撮影をライブでストリーミングしていた。この攻撃は、過去のニュージーランドでのモスクの銃撃やテキサス州のウォルマートでのモスクの銃撃など、人種的憎悪に動機付けられた初期の虐殺に触発されたようだ。過去ブログ:2019年8月テキサス州エルパソの量販店で銃乱射 20人死亡 米国 5月銃社会アメリカ 2019年3月NZで2箇所のモスク襲撃 50人死亡 極右翼の反移民テロか?

法執行官は、捜査官がジェンドロンGendron容疑者によってオンラインで投稿されたと思われるマニフェスト(声明文)を検討していると述べた。それは、白人アメリカ人が、有色人種に交代する危険にさらされていると主張する人種差別的で反移民的な見解に満ちていた。彼のヘルメットに取り付けられたカメラによって捕らえられた虐殺のビデオと画像では、反黒人差別用語が彼の武器の銃身に見られる。英文記事 英文記事 英文記事



nappi11 at 11:13│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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