2022年05月09日  商業 経済 欧州 EU
2851732_0 16 3076 1246_1920xハンガリーHungaryのオルバン:Orbán Viktor首相(右派与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」より2022年4月再選出)は2022年5月6日、欧州委員会委員長は欧州連合(EU)加盟国が全くもってさまざまな状況にあることを無視し、各国の個々のパラメーターを無視する提案をしているとし、これはハンガリーにとって原子爆弾に等しいため、ハンガリーは提案を受け入れることはできないと述べた。サイトindex.huが報じた。
報道によると、EU加盟国各国の代表は5月4日、対ロシア制裁第6弾となるロシア産原油の禁輸について合意できなかった。制裁案に関する作業は9日までに完了する予定。チェコCzech Republic、スロバキアSlovakia、ハンガリーHungaryが完全な禁輸措置に反対した。チェコとスロバキアは3年間の移行期間を求めているが、ハンガリーはパイプラインを介したロシアからの石油供給が(禁輸措置から)除外されることを望んでいる。
1ECのフォン・デア・ライエン委員長European Commission President Ursula von der Leyenは、2027年までにEUのロシア産ガス、石油、石炭への依存をどのように解消するかという計画について、5月中旬までに提示する予定だと話している。EUは、ガスに関しほぼ完全に輸入に依存し、ロシアが2021年、EUの輸入先の約45%を担う主要なガス供給国だった。参照記事
3fb2d98f 123右図はロシアからの天然ガスパイプラインで、スロバキアとハンガリーは2017年10月30日、スロバキアからブルガリアにまたがる天然ガスパイプラインを敷設する「イーストリング・ガスパイプライン」プロジェクトの実施で基本合意している。
2ee8f7ee-s2022年2月18日報道では、ウクライナを通る石油パイプライン・ドゥルジバ・パイプラインDruzhba pipeline:左の爆発により、ウクライナ、ベラルーシ、ポーランド、ハンガリー、スロバキア、チェコ共和国、ドイツへの石油供給が中断された。原因は不明だが、ウクライナは、この爆発についてロシアの特殊工作員を非難している。過去ブログ:2022年2月ウクライナ東部は紛争状態「挑発には応じない」とゼレンスキー氏 2021年12月欧州の不安招くロシア産ガスの供給不安定?と価格高騰



nappi11 at 00:02│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメントする

名前
メール
URL
絵文字