


Defense Blog.comによると、画像の戦車はウクライナ戦争で初めて確認され、ロシアの主力戦車T-90の最新版であるT-90M Proryv(プロルイヴ:ブレークスルー)の喪失を示している。ウクライナ国防省のウェブサイトの声明によると、戦車に命中し、歩兵戦闘車とMT-LB装甲兵員輸送車も無力化されたという。キエフがウクライナ東部でのT-90Mの存在を最初に報告したのは4月25日だった。








2022年5月7日:バイデン米大統領は6日、ロシア軍の侵攻が続くウクライナに対し、追加の軍事支援を実施すると発表した。弾薬のほか、対砲兵レーダーなどを供与する方針で、規模は1億5000万ドル(約200億円)に上る。参照記事
ロシア軍が包囲し、激しい攻撃を続けるウクライナ南東部マリウポリの製鉄所で、新たに50人の市民が避難した。マリウポリの製鉄所では、6日も人道回廊が設置され、両国の発表によると、女性や子どもを含む、あわせて50人がバスなどで避難した。一方で、ウクライナ側は、避難用の車両が攻撃を受けたと主張していて、ロシア側の停戦違反で退避が遅れていると批判している。7日も避難は続けられる見通しだが、製鉄所には数百人の民間人がいるとみられていて、どこまで市民の退避が進むかが焦点。
一方、複数のウクライナメディアは6日、ロシアの黒海艦隊のフリゲート艦(対潜・防空能力を有し、揚陸部隊、補給部隊、商船団等の護衛を任務とする艦をいう。母港はクリミア半島のセヴァストポリSevastopol)「アドミラル・マカロフAdmiral Makarov」が、スネーク島近くでミサイル攻撃を受けたと伝えた。一部のメディアは、撃沈や炎上の情報を伝えているが、ロシア側からの発表はない。事実であれば、4月に沈没した巡洋艦「モスク
ワ」に続く打撃となる。ウクライナ軍が対艦ミサイル「ネプチューン」で攻撃したとの情報もある。
周辺の空域にはロシア空軍が旋回していて、船の救援のためクリミア半島からロシアの救助部隊が出動したと報じられている。
参照記事 映像 英文記事 参照記事 英文記事:Ukraine May Have Attacked Russian Frigate Near Snake Island 過去ブログ:2022年4月露は首都キーウへのミサイル空爆強化 巡洋艦で27人死亡?
コメント
5月9日の対独戦勝記念日に向けて「戦果」を誇示したいプーチン大統領。先月27日のサンクトペテルブルクでの演説で「進行中の作戦に外部から干渉しようとするなら、電撃的な対抗措置をとる」と核使用をにおわせていたが、ここへきて「兆候」が相次いでいる。
ロシア独立系紙「ノーバヤ・ガゼータ」のドミトリー・ムラトフ編集長は3日、「核兵器が使用される可能性を排除できない」と指摘。ロシアのテレビではこの2週間、「核ミサイル用のサイロ(地下発射施設)を開放すべき」や、西側がウクライナに軍事支援を続けるなら「核兵器を使用すべき」などの議論が盛んになっているという。
国民が核使用を容認するようクレムリンの「プロパガンダ部隊」が“世論づくり”に動いているのだ。
中略
「ウクライナ戦争の初期段階では、プーチン大統領が脅しとして、黒海など人がいない場所で小型核を使う可能性が指摘されていました。当時はプーチン大統領にも余裕があった。ところが、現在は戦況を変えるために、実際の戦場で小型核を使う恐れがあります。兵士、兵器不足は深刻で、戦争を続けるのは難しくなりつつある。また、5月末以降、軍事支援を強化した米欧から新たに武器がウクライナに届き、ロシア軍が守勢に立たされるとの見方もある。その前にプーチン大統領が小型核を使用し、勝負に打って出る可能性は否定できません」(世良光弘氏)
日刊ゲンダイデジタル 5/7 追い詰められたプーチン大統領「核使用」の“兆候”続々…国内で世論づくり、模擬発射で威嚇
さてはぷーちん大帝、がん手術で息の根を止められないように核ミサイルの発射装置と己の生命を連動させて、人類を彼岸の彼方へ道連れにするつもりか。
5月9日に、モスクワより東の方で何か起こらなければ良いがとすら思ってしまう。
モスクワに多くの部隊を集めるのも怖いだろうなー。