以下は2022年5月2日英国紙The SUNからの翻訳（　）内は筆者加筆　参照記事
記事のタイトルは「プーチン大統領は、モスクワが「全面戦争：ALL OUT WAR」を宣言することで「見返り（ウクライナでの一定の領土確保）」を求めつつ、癌手術のために消滅（消える、退陣）する可能性がある」：Putin ‘may vanish for cancer operation’ as Moscow to seek ‘payback’ by declaring ‘all out war’
プーチン氏Vladimir Putinは癌の手術に直面しており、彼の影のスパイチーフに権力を渡すだろうとクレムリン内部関係者は主張している。プーチンの健康状態は、腹部のがんabdominal cancer とパーキンソン病 Parkinson's disease と闘っているという報告が憶測の種となってきた。しかし今、プーチン氏（69）は、強硬派のニコライ・パトルシェフNikolai Patrushev（70：KGBソ連国家保安委員会の同僚：写真右）に権力を（一時的に）移譲し、（戦勝記念日の5月9日以降に実際に）手術を受けるかもしれない（ほど様態が悪い）と報じられている。ニコライ氏は軍事戦略の主要人物で、キエフにネオナチが溢れているとプーチンに信じ込ませた人物である。
一方、ウクライナがロシア軍の進撃を遅らせ続けているため、プーチンが「仕返し」として間もなく本格的な世界大戦を宣言するのではないかとの懸念もある。（一方）クレムリンが支配するメディアは、今回の侵攻を戦争とは呼ばず、「特別作戦」と表現することに慎重だ。（左図点線の丸印が過去24時間に戦闘が確認された地域）
テレグラフ紙によると、軍当局に近い情報筋によれば「軍部（上層部）は、キエフへの電撃作戦が失敗したことに激怒し、これまでの失敗の仕返しを求めており、ウクライナでさらに上を目指したいと思っている。」と述べている。
また、英国のベン・ウォレス国防長官は、プーチンが5月9日の演説で「世界のナチスとの戦争」を宣言すると予想していると述べ、「彼（プーチン氏）はおそらくメーデーに、"我々は今、世界のナチスと戦争をしており、ロシア国民を大量動員する必要がある "と宣言するだろう。プーチンは、ほぼすべての目的を果たせなかったので、手に入れたものを強固にし、ただ国内の癌のような存在になろうとしているのかもしれません。（西側はさらに）ウクライナ人を助け、背中を押す勢いを持続させなければならない。」と語った。
5月2日の ウクライナ・ロシア戦争の情報：EUはロシアの石油輸入の禁輸措置をとるかどうかで意見が分かれている。
マリウポリMariupolのアゾフスタル製鉄所から避難している約100人の市民が、間もなくザポリージャ（ザポリッジャ）市Zaporizhzhiaに到着する見込みである。（右図赤丸が露軍の攻撃　オデーサOdesaでロシアのミサイル攻撃が確認された　参照記事）
国連報告では、2月24日から5月2日までで、ウクライナ市民の死亡犠牲者は3153人と報告された。
 ロシア国営テレビは、新しい奇妙なプロパガンダビデオの中で、英国を放射能の津波で溺れさせると脅している。
 2人のイギリス人ヒーロー（ボランティアで市民の脱出を助ける中でロシア軍に拘束された）は、テレビに映った後、ロシアの検察官から死刑になる可能性があると言われた。