31e5a8d336232163ac2bd7800af9a94cセルビアSerbiaでは2021年11月、中国のタイヤメーカー、玲瓏タイヤ(玲瓏輪胎:LingLong Tire)の現地工場で、ベトナム人従業員数百人が、劣悪な労働環境などを抗議して大規模なデモ活動を行った。欧州議会2021年12月16日セルビア政府に対して、中国の現地企業によるベトナム人従業員に対する強制労働や人権侵害があるかを調査し、報告するよう求める決議案を賛成586票、反対53票で可決した。決議案は、セルビア政府に対して「この事案を慎重に調査し、工場側に基本的な人権尊重を確保させる」よう呼びかけた。AP21323533213105写真左は、タイヤ工場の宿舎の横のベトナム人労働者と警官

米ラジオ・フリー・アジア(RFA)20日付によると、欧州議会のファビオ・マッシモ・カスタルド副議長は16日の議会会議で、セルビアにある玲瓏タイヤの工場で働くベトナム人従業員について、「冬に暖房器具を使えず、十分な(防寒)服もない。ベトナムに帰国しようとしてもできない。なぜなら、彼らの(パスポートなどの)証明書は没収された」と述べ、従業員らの権利が侵害されていると批判した。ベトナム人の一人は、母国でサインした中国側の契約内容とはすべてが違い、食事も水も宿舎も劣悪で、暖房も薬も無く、給与も一回しか払われず、寒い中サンダル履きで震えていると、直ぐにでも帰国したいと訴える。英文記事

1636911767-BG-VIJETNトミスラフ・ソコル議員は、ベトナム人従業員は不衛生な環境の中で働いており、一部は不法就労していると指摘し、玲瓏タイヤは従業員らを虐待し、人身売買を行った疑いもあるとした。RFAによれば、11月に約500人のベトナム人従業員が抗議デモを行い、玲瓏タイヤに騙されてセルビアの工場に来たと訴え、抗議デモは同国のメディアにも大きく報道された。

セルビアは現在、欧州連合(EU)への加盟に関して、EUと交渉している。しかし、欧州議会の議員は、中国当局によるセルビアへの投資拡大を懸念している。議員らは、セルビア政府は中国企業に対して法律上の特権を与えていると指摘し、これらの特権は労働法などを含むEUの法律に違反しているという。欧州議会のナタリー・ロワゾー議員は、セルビアで「銅山を採掘している中国(企業)は、環境保護を無視しているだけでなく、地元住民の尊厳も無視している」と非難した。以前から、川への汚染物質の垂れ流しや騒音が問題となっていた。 参照記事 英文記事 英文記事:Vietnamese Workers at Chinese Factory in Serbia Cry for Help 過去ブログ:2018年6月ベトナム各地で中国の覇権主義を警戒するデモ 2013年3月中国海軍 西沙諸島でベトナム漁船に発砲 ベトナム



nappi11 at 04:45│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by 甲東   2021年12月26日 11:12
2年前にもイギリスで多くのベトナム不法移民が死んでいた。
今回の人達も2年前に来たのだろうか。
悩み多きベトナム人・・・

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