イラク・シーア派民兵が米軍にロケット再攻撃とシリア経済危機



写真左は、2021年8月、首都カブール陥落時、首都を脱出する政府軍兵士。多くがタリバンの報復を恐れて脱出したと言われ、その一部がイスラム系過激派IS-K(ISISーKP)に参加したようだ。 英文記事 英文記事 過去ブログ:2021年11月軍病院をISが医者に変装し襲撃、25人死亡 アフガン 10月アフガン北部のシーア派モスクで自爆テロ 南部でも、、
IS-Kは、イラクとシリアでISの勢力が頂点に達した2015年1月に設立された。ISが一方的に樹立を宣言した「カリフ制国家」はその後、イラクとシリアでアメリカ主導の連合軍に敗れ、解体されたが、IS-Kは、アフガニスタンとパキスタンのジハーディスト(聖戦主義者)を勧誘し、特にアフガニスタンでは、タリバンが穏健すぎる、過激さが足りないからと離脱した元戦闘員を引き付けている。
現在外信記事ではIS-K=ISで、パキスタンとの麻薬密輸や密入国ルートに近いアフガニスタン東部ナンガルハール州Nangarhar provinceを拠点をしているとされ、過去にIS-Kは、現在タリバンの中枢に居るハッカーニ・ネットワーク、そしてパキスタンのテロ組織と関わっていたが、
タリバンがジハードや戦闘を放棄し、ドーハの「きらびやかなホテル」で米国との和平合意に応じたと非難していた。アフガンでのIS-K、或いはISの規模は、兵員最大で1500人とも言われるが、パキスタン政府との関係も含め現在の詳細は不明で、アフガンのほぼ全域と周辺国の一部を含め「ホラソン州」と主張している。パキスタンは現タリバン政権を支持している。 参照記事 英語記事:Afghanistan crisis: Who are Isis-K?