2021年9月9日：アフガニスタンを制圧したイスラム主義組織タリバン。その報道官ザビフラ・ムジャヒド（Zabihullah Mujahid）氏が日本メディアでは初となる対面でのインタビューに応じました。女性の就労制限、芸術や音楽への考え方、アルカイダとの関係、ウイグル族と問題を抱える中国との関係、イスラム法による罰則・・・などなど、タリバンの政治部門の本部がある中東カタールで須賀川拓 中東支局長がじっくり聞きました。記録映像：23分17秒TBS NEWS correspondent Mr. Sukagawa interviewed Taliban spokesperson Suhail Shaheen in Doha. Asked about the rights of Afghani women, possibility of public execution, and the relationship between Taliban and China which is repressing mostly Muslim Uyghurs.
、、、撮影は2021年8月15日にカタールのドーハで行われた物で、内容的には、その前後の同報道官の発言と同じで、目新しい内容は無く、中国のウィグル人問題については苦しい弁明を繰り返し触れられたくない様子が伝わってくる。インタビューでは、その後浮上した、タリバンへ軍事的支援をしているとされる親中・パキスタンとの関係は問われていない。しかし、テロ集団に対し、ぎりぎりのところまで問い詰めた内容は一見に値する。
この後、タリバンは9月3日にアフガン全土制圧を宣言し、4日タリバン新政権樹立を公布、6日にパンジシール州を含む完全制圧を再度宣言したしたが、今も抵抗勢力ＮＲＦは戦闘継続を公言している。 過去ブログ：2021年9月タリバン内部の対立で銃撃戦 タリバンNO,2が負傷？
ロンドン在住とか。日本に比べれば遥に多くの情報が集まるが･･･