Phiomicetus_anubis-novataxa_2021-Goエジプトの科学者チームは、足が4本ある新種のクジラの化石を発見したと発表した。この研究内容は2021年8月25日、英王立協会紀要に掲載された

FireShot Webpage Screenshot #653 - '第2章 地層と岩25日の発表によると、この化石は約4300万年前に生息していた水陸両生のクジラ「フィオミケトゥス・アヌビス:Phiomicetus anubis」のもので、エジプトの西方砂漠にあるファイユーム低地の新生代第三紀始新世中期の岩からfrom middle Eocene rocks in the Fayum Depression in Egypt's Western Desert見つかった。

index頭蓋骨が、ジャッカルの頭を持つ古代エジプトの死者の神Egypt's god of death「アヌビス:Anubis:左」に似ていることから、この名がつけられた。

FireShot Webpage Screenshot #652 - 'Egypt breakthrougフィオミケトゥス・アヌビスは体重が推定約600キロ、体長は約3メートルで、獲物を捕らえるための強力なあごを持ち、水陸の両方で生活していたとされる。マンスーラ大学の科学者が、今回エジプトのファイユーム窪地で見つかった部分骨格を分析した。この地域は現在は砂漠になっているが、かつては海に覆われていたため多くの化石がそこに存在する。

filename3_16x9現代のクジラの祖先は、約1000万年以上陸上で生活していたシカに似た哺乳類から進化した。(slide_1The ancestors of modern whales developed from deer-like mammals that lived on land over the course of 10 million years :英文元記事に沿って、参照元の日本語訳「約1000万年前に」を筆者の判断で傍線部の様に訂正し編集した。)参考:進化のアニメ説明 参照記事

「フィオミケトゥス・アヌビスは重要な新種のクジラだ。エジプトとアフリカの古生物学にとって120863088_2004640814非常に重要な発見だ」と、この研究の筆頭著者アブドラ・ゴハー Abdullah Gohar氏:左はロイター通信に述べた。

足があるクジラの化石が発見されたのは今回が初めてではないが、_106308924_053333005-1フィオミケトゥス・アヌビスはアフリカで見つかった中で最古の半水生のクジラとみられる。約5000万年前に南アジアで、最初のクジラ類が進化したと考えられている。2011年にはペルーの古生物学者チームが、4本足で水かきとひづめを持つ、約4300万年前のクジラの化石を発見した:右下図。参照記事 英語記事:New species of ancient four-legged whale found 英文記事

 



nappi11 at 00:20│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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