中国の自動車メーカー、長城汽車(GWM)の盗作スキャンダルが話題になっている。同社が上海モーターショーに出展したEV車はドイツのフォルクスワーゲン(VW)社の「ビートル」と酷似しており、物議を醸(かも)している。フォルクスワーゲン社は調査に乗り出すと発表した。YOUTUBE
自動車情報系ウェブサイトCarscoopsの報道によると、2021年4月21日~28日まで開催されている上海モーターショーで、長城汽車のORAブランドの新型EV「パンクキャット(Punk Cat)」の外観から内部構造まで、フォルクスワーゲン社の初代「ビートル」(Volkswagen Beetle)と酷似しているとして注目を集めているという。

「パンクキャット」の盗用疑惑を受け、フォルクスワーゲン社はメディアに対し、「同社の特許を侵害する行為については、調査を行い、必要な法的措置を講じる権利を留保する」と表明した。
フォルクスワーゲン社は2019年にビートルの生産を終了したものの、デザイン権は同社が所有している。また、同社は将来的に電気自動車として「ビートル」を復帰させようとし、実際、2019年のフランクフルト国
際モーターショーで、ビートルを電動化した「e-Beetle」を披露した:右。また、2020年には「e-Beetle」の名称で商標登録している。参照記事
写真左は「Volkswagen E-Bugster|フォルクスワーゲン E-バグスター」North American International Auto Show 2012でのVWのEVプロトタイプ車:参照記事
今回、盗作疑惑のある「パンクキャット」も電気自動車であるため、その発売は物議を醸しており、長城汽車は訴訟に直面する可能性がある。 中国の自動車メーカーが国際ブランドを「コピー」するのは珍しいことではない。参照記事 過去ブログ:2021年4月上海モーターショーで中国人女性がテスラの低品質を叫び暴れる

