
パーサビアランスは、先端にカメラが搭載されたロボットアームを使って画像を撮影。インジェニュイティはパーサビアランスから左に4メートル離れた位置にいた。自撮りは、地球のチームが62枚の画像をつなぎあわせて作成した。パーサビアランスが後ろを振り返ってインジェニュイティを見る画像もある。左は、小型ヘリの詳細説明と飛行想像図。
火星着陸前にはインジェニュイティはパーサビアランスの内部に収納されていた。2つは4月3日に分離したが、インジェニュイティは、暖かさを保つためのパーサビアランスからの電力供給なしで夜間の厳しい寒さを乗り切るという重要な節目に到達した。パーサビアランスは5日、ズームが可能なカメラでインジェニュイティの詳細な写真も撮影していた。インジェニュイティにもカメラは搭載されており、撮影も可能だ。すでに火星で撮影したカラー画像を地球に送り返している。インジェニュイティは4月11日に最初の試験飛行を予定しており、NASAは12日にも飛行の結果を共有する見通し。参照記事 火星探査機、ヘリ シミュレーション動画 過去ブログ:2021年2月NASA火星探査車「パーサビアランス」火星着陸成功と日本人