
2020年11月29日の報道で、アフリカ西部ナイジェリアNigeria北東部のボルノ州Borno stateの州都Maiduguriに近い村で28日、イスラムテロ組織ボコ・ハラムBoko Haram要員により縛られた米作農民43人が首を切られて殺害され、6人が重傷を負った。さらに8人が行方不明、または誘拐されたとされる。英文記事 英文記事
ナイジェリアで2000年代初頭から台頭し始めたテロ組織ボコ・ハラムが2009年から行っている大規模な暴力行為では2万人以上が死亡した。同テロ組織は2015年からはナイジェリアと国境を接する近隣諸国のカメルーン、チャド、ニジェールでも攻撃を行っている。同テロ組織がチャド湖盆地で行った攻撃では一度に少なくとも2000人が死亡した。ナイジェリア軍:左 は、周辺国とも共同で幾度も鎮圧を行っているが、ボコハラムの犯行は無くならない。
また、ナイジェリアには、ボコ・ハラムから分派したと言われるIS系イスラム過激派、「イスラム国西アフリカ州: ISWAP"Islamic State West Africa
Province"」(単にIS:Islamic Stateとも表記される):左 も存在し、キリスト教徒の殺害などを行っているが、ナイジェリア空軍は27日、州都の北西に居るISに対し空爆を行ったと報道されている。ISは26日、ナイジェリアと国境を接するチャドCHADで、カナダ兵士4人、チャド兵士十数人を殺害したとの声明を出しているが確認はされていない。どの組織も聖戦主義を唱え、似たようなシンボルマークを使用し、政府軍との戦闘では互いに協調関係にあるようだ。 場所は、右下図参照。 参照記事 参照記事 過去ブログ:2020年6月家畜の窃盗で村民81人殺害?家畜をめぐる争い? ナイジェリア 2019年1月止まないナイジェリアからの避難民とボコハラムのテロ攻撃
2020年11月30日:ナイジェリア北東部で、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」とみられる集団が農業労働者らを襲撃し殺害した事件で、死者は少なくとも110人に上ると、国連(UN)が29日、発表した。死者数は当初43人、その後70人と伝えられ、襲撃犯らは農業労働者らを縛り、喉を切り裂いたと訴えている。写真は現地29日、被害者の葬儀の様子。参照記事
