
2020年9月28日:新型コロナウイルスの感染が再拡大している英国では新たに5693人が感染したほか、17人の死亡が確認された。英保健省が発表した。英国では新たに5693人の感染が確認された。前日の新規感染者は6042人だった。英国の感染者は累計43万4969人に達しており、そのうち4万1988人の死亡が確認されている。
英国では感染再拡大が急速に進んでおり、直近の4日間で新規感染者数は連日、6000人を超え、9月22日にはボリス・ジョンソン首相が新たな規制措置の導入を公にし、新たな新型コロナウイルス対策で、イングランドでは飲食店の閉店時間が早められるほか、在宅勤務が推奨され、国民の理解を求めていた。ジョンソン首相は、一連の施策は最長で6カ月続くと述べる一方、従わない人が多ければさらに厳しい施策を講じると警告し、この措置によっても感染拡大が食い止められない場合、ロックダウン(都市封鎖)が実施される見通し。英国では、規制強化へ反対の市民デモも起きている。
左は、イギリス国内の、2020年9月17日までの1週間の人口10万人当たりの感染者数で、イギリス北部、北西部での感染が顕著だ。 参照記事 マップ参照記事
細胞内の高濃度の亜鉛は、古くから知られている多くのウイルスの増殖を効果的に防ぐとされ、血漿中亜鉛濃度が新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に及ぼす影響について、スペイン・バルセロナのある病院の医師たちは、入院中に測定した新型コロナウイルス患者の血中亜鉛濃度が新型コロナウイルス感染症の経過とどのように関連しているかを調査した。
分析の対象となったのは2020年3月15日から4月30日までに入院した249人。患者の平均年齢は63歳。249人中21人が死亡した。死亡した患者の入院時の血中亜鉛濃度は、回復者の血中亜鉛濃度を大きく下回っていた(平均で血液1デシリットル当たり43マイクログラムに対して血液1デシリットル当たり63マイクログラム)。
興味深いのは、症状が急激に悪化した時期に血中亜鉛濃度が高かった患者は、免疫系の活動性を表す指標がより低かったことだ。ご存知のように、多くの場合、新型コロナウイルスによる死亡は免疫系の活動性の異常な高まりによって引き起こされる。血漿中の亜鉛濃度が1マイクログラム高まる毎に新型コロナによる死亡リス
クが7%減少するという。また血中亜鉛濃度が1デシリットルあたり50マイクログラム未満の患者は、亜鉛濃度がより高い患者よりも死亡リスクが2.3倍高かった。
亜鉛の1日の推奨摂取量は、男性が11mg、女性が8mg。調理された牡蠣100グラムには78.6mgの亜鉛が含まれている(1日の摂取基準の5倍以上)。また亜鉛はロブスターや蟹の身にも含まれている。亜鉛は小麦ふすま(100グラム当たり7.27 mg)、松の実(100グラム当たり6.45 mg)、牛肉(100グラム当たり3.24 mg)などにも含まれている。パンやそば、カレー、さらには一般料理に混ぜて、亜鉛強化でコロナ対策というのもアイデアかもしれない。 参照記事 参照記事

