フランス南部リヨン (Lyon) で2030年8月28日、フランス銀行( Bank of France:中央銀行)の支店から出発した現金輸送車が武装集団に襲われ、捜査当局によると推定900万ユーロ(€9 million:約11億円)が奪われた。当局は強盗容疑で武装集団の行方を追っている。同国のメディアが伝えた。
スウェーデン系警備会社ルーミス(Loomis)が所有する現金輸送車が支店から出ると、ワゴン車2台が進路を妨害。武装集団が輸送業者の従業員を脅して現金を奪い、輸送車:左 に火を付けて逃走した。けが人はなかった。犯行に使われたワゴン車もリヨン南方で燃やされた状態で見つかったという。
フランスで起きた現金盗難事件の被害額としては、2009年にトニ・ムスラン(Toni Musulin)元受刑者が1160万ユーロ( €11.6 million :約14億5000万円)を奪った事件以来、最大とみられる。また、これまでルーミスの輸送車は幾度か襲撃を受けており、2017年5月には、スイスで現金、宝石、金塊等、合わせて現在のレートで約44億円€35mを強奪されている。2016年12月には同じリヨンで、 €2.5m現在レートで約3億1千万円の価値の70キロの砂金を強奪されている。それでも、2000年代に入り、金融犯罪はインターネットを使ったハッカーによるものに変わり、強盗、襲撃による金融犯罪件数はかなり減少したと言われている。 参照記事 英文記事 英文記事
一方フランスの麻薬犯罪では、新型コロナによる都市封鎖の影響で、麻薬取引は30~40%減少したと報告されているが、購入者への麻薬の配達に、配車アプリを使用する「Uberisation」(ウーバー化)も新たに浮上した。また、組織間の取引の減少は、在庫不足からマリファナの末端価格を30~60%高騰させたとの報告がされている。参照記事

