
日立製作所は、スペインで運行予定の高速鉄道23編成184両をイタリアの鉄道会社から受注し「カナダのボンバルディアとの共同受注で、受注総額は998億円、このうち日立の受注額は約600億円になる」と日本経済新聞が伝えた。2015年に日立とボンバルディアがトレニタリア社にフレッチャロッサ1000を50編成納品しており、営業最高時速360キロメートルの高速性と振動や騒音の少ない快適性、Wi-Fi設備や食堂車もあって評価が高かっため、2019年6月にも14編成の追加注文があったと指摘。このため今回の再発注になったと分析されている。
2022年9月に最初の車両を納入し、2022年中にスペインで運行が始まる予定。ボンバルディは小型ジェット機のメーカーとして記憶している。どこまで国際分業が広がるのやら、、。日立はイタリーに、買収後高速鉄道車両製造用に立て直した鉄道車両メーカーを所有(2015年アンサルド・ブレダ Ansaldo Breda社を買収)している。映像記事
日立とボンバルディアのグループ会社はイタリアで設計、製造する。フレッチャロッサ1000の1編成の全長は約200メートル、乗車定員は約460人で、営業最高時速は360キロ。同じモデルの車両は2015年にイタリアで導入されている。座席の写真はイタリアMilan ~Rome間のビジネスクラス:左とファーストクラス。 参照記事 英文記事 参照記事 英文記事と写真 映像 過去ブログ:2019年5月日立の新型車量英国東部での運転開始
日揮は、イラクのバスラ製油所近代化事業を約4000億円で受注したそうです(円借款)。一応明るい話ではあるが、イラクはどうなるのだろう・・・日揮はOKと考えていそう。