tnUjkVbA6JB2BSuBLmK7ZHzIC717X4xc2LFDmrt81teWsHRUl6xHU0Hu5pgLyDcmWLANL_-_MicheleLovesArt_-_Van_Gogh_Museum_-_Tree-roots,_1890オランダの画家ビンセント・ファン・ゴッホVincent Van Gogh)が、最後の作品「木の根と幹(Tree Roots):未完の作品と言われる。50.0 cm × 100.0 cm」を描いた場所が特定された。研究者が28日、詳細を明らかにした。

 苦悩に満ちた画家ゴッホが、鮮やかな色で木の幹と根、切り株を描いたのは、フランス・パリ北郊のオーベルシュルオワーズ(Auvers-sur-Oise)にある土手だったことが今回、断定された。この作品が描かれた1890年7月のある暑い日、ゴッホは銃で自殺を図り、村の宿によろめきながら戻ったと言われている。

Screenshot(28) e5faf91c生涯最後の70日間を過ごした宿「オーベルジュ・ラブー(Auberge Ravoux)」:右 でゴッホの部屋(3階の屋根裏部屋)を管理するファン・ゴッホ研究所のバウター・バンデアベーン(Wouter van der Veen)氏:写真の人物 によると、作品に描かれている根の大半は、その宿からすぐの場所にまだあるという。

今回の発見について、この作品のあるオランダのアムステルダムにあるファン・ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)の専門家らも「一つの解釈ではあるが、事実であるように思われる」と支持する考えを示している。ファン・ゴッホ美術館のタイオ・メーデントルプ(Teio Meedendorp)氏は、「ゴッホは人生最後の1週20180913-095917-largejpg間に制作していたオーベルの城の裏の畑に行くために」この場所をよく通っていたと考えられると話す。

FireShot Webpage Screenshot #1807 - '100 Rare Historica、、、ゴッホは、死去するわずか3か月前にアルル(Arles)近くの精神科の病院から退院したばかりだった。オーベルシュルオワーズ(Auvers-sur-Oise)にはゴッホ(1853~1890)の墓があり、ゴッホに資金的にも支援し続けた弟テオ(1857~1891)の墓も並んでいる。 参照記事 参照記事 過去ブログ:2012年12月ゴッホの書簡と「夜のカフェテラス」 3月ゴッホ、ロンドン時代の家落札される 3月新発見のゴッホの未知の作品とゴッホの最後 フランス




nappi11 at 00:42│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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