indexISW Map_Idlib_May 20192019年5月30日:4月20日から5月29日にかけての、シリア軍、ロシア軍によるシリアのイドリブ県南部、西武、アレッポ周辺、ラタキア、ハマ県北部、西部に於ける空爆は約700回以上に及び、シリア監視団は、すでに多くの住民が避難している中、その期間の死傷者は少なくても1078人、その内、民間人の死者は353人で、子供86人、女性74人含むと概要を報告している。病院も破壊され、イドリブ県には利用できる病院はすでに皆無だといわれ、国連安保理は最悪の状況だと警告を出しているが、現在も偵察ドローンが飛び交い、空爆が完全に止んではいない様だ。ニュース映像
0122052019-780x405Screenshot(1)このような大掛かりな空爆は、通常地上部隊の侵攻を前提として行われるので、今後激しい地上戦が展開される可能性が在る。図は、2019年4月26日から5月22日までの主な空爆地域(赤い点)で、南部のオレンジ地域では激しい地上戦が確認され、これにはトルコ支援の組織がイドリブ圏の反政府組織HTSと共闘してシリア軍に攻撃をしている。下の左は破壊された病院。 英文記事  英文記事 過去ブログ:2019年5月シリアの戦況は悲惨さと複雑さで先が見えない

nappi11 at 00:15│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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