ボーイング社「737 MAX」旅客機をめぐっては、2018年10月にインドネシアで墜落事故を起こし、乗員・乗客の189人が死亡していた。さらに2019年3月には、エチオピアの首都、アディスアベバ郊外でエチオピア航空が運航する同型機が墜落し、乗員・乗客157人全員が死亡した。中国当局は一連の事故を受けて、国内の航空会社に当該機の商業運航を停止するよう命令していた。中国は現在、ボーイング最大の顧客となっている。アメリカの航空会社は中国の97機に次ぐ72機の737MAXを運航している。参照記事 過去ブログ:2019年4月ボーイング社 737MAX8型2機墜落の原因が誤作動と認める
中国の「3大航空会社」が2019年5月22日までに、相次いでアメリカのボーイング社に対し損害賠償請求を起こしたことが分かった。中国の国営テレビ「CCTV」などが報じた。訴訟を起こしたのは「中国東方航空」「中国国際航空」「中国南方航空」の3社。ボーイング社の「737 MAX」の関係する一連の事故の影響で同機を所有する3社に損害が発生したとしている。現地メディア「中国経済週刊」によると、3社はいずれも、この影響で飛行機が予定通りに運航できなかったり、購入した「737 MAX」が納期までに引き渡されなかったりしたなどとしている。中国はボーイングの「お得意様」で、中国の会社は「737 MAX」を96機所有していて、今回請求を行った3社だけで半数以上を占めるという。
日本では、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が2019年1月29日、ボーイング737 MAX 8を最大30機発注すると発表している。737 MAXを日本の航空会社が導入するのは初めてで、2021年度から2025年度にかけて受領する予定。 参照記事 参照記事

