ロシア上院(連邦会議)のヴァレンチーナ・マトビエンコ議長:Valentina Matvienko ,The Chairperson of the Council of the Federation of Russian Federation は、生活ゴミのリサイクルに関するロシア連邦目的別プログラムに日本企業が参加できれば、その投資と最新技術の利用が実現できるとの考えを明らかにした。
マトビエンコ上院議長は露日知事会議の会合参加者との会談の席で、「日本にとってはロシアで新たな可能性の市場が開ける。ロシアには生活ゴミのリサイクルに関するロシア連邦目的別プログラムがすでに採択されていることから、日本企業はその投資の実現場所を見出すことができる」と語った。
議長は過去、安倍首相との会談で日本を訪問した2016年11月、東京でのジャーナリストたちとの会話において、「日本食と日本人の労働に対する考え方が気に入った」と話し、東京の街の道が清潔であり、そこの住人は何世紀にもわたる伝統を守りながら、それでいて同時に、日本は未来に向かって進んでいると語っていた。参照記事 参照記事
すでに日露間の産業廃棄物に対する協業は進んでいて、ブリヤート共和国の首都ウラン・ウデUlan-Ude ,Buryat Republicで、2020年より廃棄物処理工場の新設工事が始まる。この事業には日本の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)も参加する。年間8万トンの廃棄物処理能力を有する新工場の独自性は、導入される技術にある。この工場では環境に害を及ぼすことなくゴミを完全に燃焼することが可能だ。また燃焼後の燃えかすは、危険成分を含まないため、建設現場や道路工事に再利用できる。事業総額は約65億ルーブルになると見積もられており、共和国行政府の広報によると、日本側にはこの総額の3割を無償助成金として提供する意向があるとされている。参照記事
あの超々広大なロシアでどうなんでしょう。日本でもど田舎に行くと、畑にまいたり、谷底に捨てたり、自分で燃やしたり。極一部の大都市だけなら・・・一般のごみの事より、特殊な廃棄物をどう処理しているかの方が問題のような。