map_of_indonesiafile-20180314-113475-i82heyインドネシア政府は2019年4月29日、同国の首都をジャカルタJakartaから移転すると閣議決定した。同国最大の都市であるジャカルタは近い将来、首都の地位を失うことになる。今後首都がどこに移転するのかについては、今のところ発表されていない。バンバン・ブロジョネゴロ国家開発企画庁長官は、閣議後の記者会見で「大統領は、首都をジャワ島以外に移転することを選択した。重要な決定である」と述べた。

現在の首都ジャカルタの人口は1000万人以上。その周辺には約3倍の人々が住み、深刻な過密状態となっている。長官は、ジャカルタの交通渋滞による経済損失は年100兆ルピア(70億4000万ドル)になると述べた。長官によると、ジョコ大統領は、2億6000万人の人口の約60%がジャワ島に住み、経済活動の中心地であるという実情を考慮したうえで首都移転を決めたという。長官は、ブラジルやカザフスタンの例を挙げて、首都移転には最大10年かかる可能性があると述べた。

81-banjir_di_jakarta_s234012_620ジャカルタはジャワ島の北西沿岸に位置し、ジャワ島Jawaの現在の首都ジャカルタが過密状態で交通渋滞や環境汚染が深刻なのと、およそ13本の川がジャカルタを通って流れており、これが土地の起伏のなだらか都市である原因になっている。複数の全国的メディアによると、ジャカルタの領域の半分以上が海抜ゼロメートルよりも低くなっているため、雨季にはジャカルタの大部分の地区が冠水するという。

Jakarta-flood-1000x700sulitnya-menjinakkan-banjir-jakarta-banjir-1中でも、2007年の最も大きな水害の際には、ジャカルタの総面積のおよそ70%が冠水し、一部の地区では3~4メートルの高さにまで浸水した。この時の水害では85人以上が死亡し、住民およそ35万人が自宅からの避難を余儀なくされた。参照記事 参照記事



nappi11 at 08:00│Comments(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

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