
2019年3月29日:現地2019年3月27日、リビア沖の地中海で溺れている移民108人(イタリー報道は約120人)を救出したトルコ船籍の商船「Elhibru 1」が、救助活動終了後、救助した移民をリビアへ送り届ける代わりに、突然、進路を180度変えてマルタ(マルタ共和国. Republic of Malta)の方向に向かった。右は、違法移民の欧州への密航ルートと商船「Elhibru 1」。地中海に面する各国は、違法移民の上陸や運搬船の寄港、入港を拒否している。地元の情報当局によると、リビアを出航し欧州へ向かっていた商船「Elhibru 1」がマルタから約40海里離れた海域に位置し、マルタの方向に移動し続けている時に、マルタ軍が船と通信した。船長は商船をコントロールしておらず、船長と乗組員は移民らに脅されてハイジャックされ、マルタに向かうよう要求されていた。だが、マルタ軍の巡視船は商船がマルタの領海に入ることを許可しなかったという。

28日のプレスリリースでは「船の安全を確保し、船長に操縦を受け渡すためにマルタ軍特殊部隊Maltese special operations teamが船上へ派遣された」と述べられ、マルタ軍の管理下に置かれた船は28日マルタの港へ到着し、移民は警察に引き渡された。長さ52メートルのタンカーはトルコ企業からリビアに売却されており、船長がトルコ人、乗組員4人がインド人、1人がリビア人であることが判明している。 参照記事 英文記事 英文記事 参照記事 過去ブログ:2019年1月小型ボート等で英仏海峡渡る移民が急増 欧州への不法移民は減少 2018年6月1週間以上海上で足止めの難民約630人がスペインに到着 2014年7月後を絶たないアフリカからの密航事故

