
2019年1月30日:ナイジェリアNigeria北部ボルノ州Borno Stateのカメルーン国境に近いラン市Rannから3万人を超す市民が先週末、イスラム原理主義組織「 ボコ・ハラム(Boko Haram:リーダー Abubakar Shekau)」の襲撃を恐れて、カメルーンへと逃げ込んだ。2019年1月29日、国際連合難民高等弁務官事務所が明らかにした。ナイジェリア北部では内戦の悪化で、すでに25万人が難民化している。国連はナイジェリアの難民支援に、さらに約930億円が必要と発表している。 The UN agency said it would need $848 million to provide food and
assistance to those that have been affected by the crisis in Nigeria.
難民高等弁務官事務所の調べでは逃亡した市民は2万5千人以上。これらの市民はナイジェリア北東部からカメルーンへと逃げ込んだ。ナイジェリアの北東部では毎日のように数千人の市民がボコ・ハラムによる襲撃を受けている。ボコ・ハラムはイスラム原理主義組織で主にナイジェリアで活動をしている。西側を手本とした教育に反対し、国全体にイスラム正法(シャリーア)を広めようとしている。ボコ・ハラムは組織に対抗してニジェール,
カメルーン、チャドが行う軍事キャンペーンに対し、その報復としてテロを起こしている。参照記事 英文記事 英文記事 過去ブログ:2018年11月激化するIS系過激派ボコハラムの犯罪 ナイジェリア
「 ボコ・ハラム(Boko Haram)」は2016年半ば頃二つの組織に分裂したと言われ、ひとつはAbu Mus’ab
Al-Barnawiが率いる派閥 (Barnawi faction)で、軍や政府を攻撃対象にし、過激組織ISが公認しているとされる。もう一方が、Abubakar Shekauが率いる派閥( Shekau faction)で、自爆テロや住民に対する無差別殺人などで知られている。ISもまた「 西アフリカ県のIS( ISWA,ISWAP)Islamic State West Africa province」 としてナイジェリア北東部で反政府攻撃
を継続し、最近はISWAの攻撃が深刻化しており、ナイジェリア北東部のテロに関して、この三派をまとめてボコ・ハラム(Boko Haram)と書く記事もある。ISWAについては、アフリカ西部シャリ砂漠地域を拠点にする「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM) Al-Qaida in the Islamic Maghreb.」と表記することもあり、これにはソマリアのAl Shabab、イエメン、シリア等のISも同盟組織として含まれ、通常これらの組織をIS系と表記する場合が多い。 参照記事 参照記事 参照記事 過去ブログ:2018年6月アフリカのIS系組織がサヘル地域に勢力を拡大との警鐘
2019年2月23日:2月だけでボコ・ハラムにより200人以上が犠牲になっているナイジェリアでは、2月23日から国政選挙が開始される。これに向け、隣国チャドから約500人以上の治安兵士が派遣された。この部隊には、ナイジェリア、カメルーン、チャド、ニジェール Nigeria, Cameroon, Chad and Nigerからの兵士も含まれ治安の警備に当たる。同国では2009年以降27000人以上がボコ・ハラムに殺害され、170万人が避難生活を強いられている。1億9千万人の人口を抱えるナイジェリアは、アフリカ最大の産油国。今回再選を狙うムハンマド・ブハリ大統領はPresident Muhammadu Buhariは2015年、ボコ・ハラムとの紛争を止めると公約して選出された。ボコ・ハラムは、隣国チャドのチャド湖周辺でも殺害を繰り返している。 参照記事
2019年5月26日:ナイジェリアで2019年2月23日に実施された大統領選で26日、現職のムハマドゥ・

