2018年10月25日  個人 環境 自然
PA240147日没が早くなり、曇り空のせいか、5時でもうす暗くなって来たのでフラッシュを使って写真を撮った。暗がりで光に反射する目が光って写っているのがママさんだろう。2匹が食べ終わるころ一番小柄なのが現れた。まだ筆者には充分には慣れていない。
今日2018年10月24日は、キツネたちにとっても筆者にとっても記念すべき日になった。
かねてから打ち合わせていたキツネに関する研究者で北大の名誉教授の先生と同僚の方が我が家まで来てくださり、いろいろ話をする機会を設ける事ができた。筆者のキツネや近隣に対する思いも理解していただき、同時に、住居地域に孤立したキツネの研究として取り上げてくれる事になった。
聞けば、我が家のキツネたちの様に、個体が一箇所で確認できる場所というのは稀で、広大な郊外の場所での不特定のキツネとは違い、もし条虫の保有が確認されて駆除薬を与える事になっても、その結果を容易に確認できるメリットが大きいと語ってくれた。また、筆者の観察した経緯から、キツネたちが同じ一家であると判明している事に非常に興味を持ってくれた。
その後敷地内にある巣穴などの確認をしたが、途中、そこそこ高齢な先生が、草の生えた地面から小さなキツネの糞を器用に採取されたのには、同僚の方も驚いていた。長年研究されている先生にとっても、我が家の状況、そして札幌市内でこのような状況が確認できた事は、研究者として非常に興味深いと喜んでくれ、詳しくは書けないが、キツネや近隣への影響を探る上で、今検討中の案件に対し大きな成果を得るかもしれづ、よい成果が出れば、その案件は北海道だけでなく、多くの場所で応用できるかもしれないのだ。話の中で見せてくれた資料では、中国も先生の研究などに大いに興味を示しているようだ。


nappi11 at 00:36│Comments(1) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

コメント

1. Posted by よりばば   2018年10月25日 07:23
 良かった!長年に亘るキツネの記録が ついに北大の名誉教授の先生の目に留まる日を迎え キツネ達の汚名返上の機会が巡ってきたんですね。
 極寒の季節になります。
積雪の中の毎日の餌やりには敬服いたしております。
歩きにくい雪の中、お体にお気をつけ下さい。

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