

モスクワ郊外で開催されている軍事技術の展示会で披露された電気自動車「CV-1」は、薄い青色のレトロな外観。カラシニコフのウェブサイトによると、1970年代ソ連時代に開発されたハッチバック「イシュ・コンビ(Izh-Kombi)」をモデルにしている。
持ち株会社カラシニコフ・コンサーン(Kalashnikov Concern)によると、「革命的な」インバーターなど最先端技術を搭載しており、1回の充電で350キロ走行可能で、0~100Km/h(0-100 kmph )は6秒だという。バッテリーサイズは、50cmX50cmX100cmで、重さ50kg、蓄電容量Paylord 1.2 MW。また、国営ロシア通信(RIA Novosti)は、「テスラのような世界的な電気自動車メーカーと肩を並べる技術で、彼らのライバルとなる」と、カラシニコフの発表を引用して紹介している。
カラシニコフの電気自動車分野への突然の参入は、ロシア国内でさまざまな反応を引き起こした。同社のフェイスブック(Facebook)公式アカウントには、「サイバーパンク」や「イシュ・ゾンビ」などのコメントが書き込まれている。また同社は先週、開発中の黄金色の2足歩行軍用ロボット「Igorek:little Igor」を発表した。このニュースはソーシャルメディアですぐに拡散されたが、『ロボコップ(Robocop)』の見過ぎじゃないか、などオンラインでばかにされている。参照記事 英文記事 英文記事