
JAXA:Japan Aerospace eXploration Agency宇宙航空研究開発機構は2018年5月11日午後7時30分から午後7時40分の間に2回に分けて、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」から、ケニア、コスタリカ、トルコの超小型衛星計3個を宇宙空間に放出した。ケニアとコスタリカ両国にとっては初めてとなる人工衛星で、発展途上国の宇宙開発を支援するため、ケニアとトルコの衛星は、JAXAが無償で放出を請け負っている。
ケニア初のナイロビ大学の超小型衛星Kenya's first satellite「1KUNS-PF」にはカメラが搭載されており、宇宙から地球を撮影するなどし、発展途上国の宇宙関連技術を向上させていくことを目的としている。筑波宇宙センターの管制室で見守ったケニア教育省のモハメド長官は、「これはケニアにとって歴史的な一歩。 若者に衛星開発の夢を抱いてもらえる瞬間になった」と述べた。この件はケニアだけではなくアフリカ全体を巻き込んでの話題になっており、多くのアフリカ人にとって、誇らしく、画期的な瞬間だった。
また、中米コスタリカCosta Rica初の衛星「Irazu」は、九州工業大学からの技術協力を得て、コスタリカ工科大学およびCentral American Association of Aeronautics and Spaceが衛星開発を行いました。中米地域初となる人工衛星で、熱帯雨林の観測データなどや天候、土壌、樹木成長に関するデータ取集を目的とする通信衛星の実証実験が行われる予定。
トルコTurkeyの超小型衛星(UBAKUSAT)の放出は、新規開発のVHF/UHF通信機器(小型衛星搭載用リニアトランスポンダ他)の技術実証および、宇宙放射線計測技術の実証実験などを目的としている。筑波宇宙センターでは、ケニア共和国教育省長官とコスタリカ共和国の大使やトルコの公使参事官、そして日本政府関係者が3機の超小型衛星の放出を見守りました。 参照記事

