


2016年2月、海南省海口市の小学校内で刃物を持った男が児童らを襲い、児童10人が死傷した。男はその後、自殺した。参照記事 2014年には、男が娘の入学を断られた小学校を襲撃し、児童3人と教師1人を刺殺した事件が起きた。また、2013年3月には、上海のある学校の外で、男が親戚2人を殺害した後、子ども6人を含む11人を切り付けるという事件も発生した。参照記事
BBCによると、こうした事件はこれまで、犯人の個人的な恨みや精神疾患の問題と関連付けて報じられてきたが、中国の指導者は、社会的な緊張がこうした犯罪の隠れた一因になっていると認めているという。現地の記者は、急速な社会の変化や、古い医療システムが、重度化する精神疾患に対応しきれていないことも、一つの要因だと指摘しているという。 過去ブログ:2014年5月相次ぐ学校への無差別殺傷事件 中国 2013年3月またナイフによる児童無差別攻撃 中国 2012年8月17歳が無差別殺人 9人殺害 中国 2011年9月病んでいる中国 学童、幼稚園児襲撃多発 2010年4月中国に多い 学童を狙った無差別殺人